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カテゴリ:今日の審査結果
倒産は必要なこと。
「なんで倒産が?」と思うでしょうね。 反論されても、「倒産は必要です」 キッパリ言います。 ●経済の活性化には倒産は不可欠 経済ルールの中で、その環境下に耐えられないから倒産します。 ■その会社の理念が素晴らしい。 ■持ってる技術力が優れている。 ■経営者が人格者だ。 関係ありません。 環境適応できない会社が倒産します。 もっと進んで言及するならば、 環境適合できない会社は経済にとって不要 不要な存在=退場=倒産(もしくは廃業・解散・事業譲渡等) こういう図式なら、分かりやすいでしょうか。 ●倒産より需要なのが開業 開業>廃業というバランスの経済環境が健全な状態 なのですが、現在の日本は、開業<廃業の状態です。 ちなみに廃業数に対する開業数の割合を開業率と呼びます。 最近は起業ブームですから起業と言いましょう。 安易な起業が多いと警告する人がいます。 でも、そういう本やコラムを読むと 前提として、開廃業率がどういう意味を持つのかから議論している ケースが少ないので驚きます。 「皆さん、ドンドン起業しましょうね」 これは国策です。 経済産業省へ行ってみなさい。廊下に積まれたパンフレットは 開業支援、中小企業経営支援が大半です。 ●起業早期と老舗の倒産が多い。 安易な起業は確かに危険です。 でも、それを警告するのと、起業を薦めるのとどちらが良いですか? 確かにスタートアップ期や急成長期の倒産(1~4年目だったかな?) の倒産は多いです。 スタートアップ時の倒産には事業計画自体の脆弱性は要素としてある。 でも急成長期は少し違います。どちらかというと 資金調達とかキャッシュフローが問題となるケースが多い。 内部体制が確立しない間に急成長してしまい、 内部崩壊のパターンです。もったいない話ですね。 ●老舗の倒産も多いのはなぜでしょう。 以前は絶好調な時期が何度もあったのです。それなのに倒産が多い。 経験や、それなりの経営資源もあるのにね。 先ほど書いたことを繰り返しますが、 「環境適合できないから倒産した」のです。 環境適合する=常に変化し続ける という事です。 ●チャレンジできる経済ルールがとても大切 倒産しやすい環境というと語弊がありますが、 倒産しても再チャレンジできる環境というと良いのかな? 日本人は倒産すると死を選ぶ経営者が多いです。 命でもって迷惑をかけた人に償う。 (精神的な意味もありますし、保険金でという場合も多いです) こういうことは無くしたい。 倒産と命は同じ価値ですか? 倒産<<命ですよね 当然、経営者として問題のある経営者も非常に多いのは事実です。 そういう経営者は退場させましょう。市場から。 でも、再度チャレンジできるようにしましょう。 これが健全な経済環境ですし、 起業が簡単にできるのが活性化された経済です。 入口は拡げる。競争は厳しい。再チャレンジできる。 この循環を日本経済に文化として根付かせるのが 私の願いです。 指でつんつんしてくれるだけでやる気が出ます。やらせのクリックでランキングをもっと上げてくだされ ブログTOPへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006/01/07 11:02:06 AM
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