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カテゴリ:Life
早いもので今年ももうすぐ半分を迎えようとしています。
昨年momoを妊娠・出産してから生活が、当然ガラリと変わったのですが それ以外にも、私の周りの環境・人間関係はこの数ヶ月で激変しました。 きっかけは、『知ろう!小児医療 守ろう!子ども達』の会での活動です。 momoのために、子どもの病気の基礎を学ぼうという気持ちで参加したのですが それを期に、今まで自分のエリア範囲外の方々との出会いや やり取りが発生し、知識やいろいろな情報が必要不可欠な状態となってきました。 そんな中最近「地域」というものの大切さを考えさせられる 出来事が多かったので、今日はそんなお話を。 ******************************************************************* その1:「ママイキ」 子育て中のママなら聞いたことある方も多いでしょう。 ママがイキイキ輝くための、ママ向けコーチング講座です。 今年の初め、里帰り出産から帰ってきて、体調も整わず慣れない育児の中で ど~んより過ごしていた時に、以前目にしたことのあった「ママイキ」に目がとまりました。 が、気付いたときには最寄での開催は既に終了。。 となり街での開催は、既にママイキ受講済みのアドバンスの開催のみ。。 すっかり諦めてた時に、偶然「知ろう!小児医療 守ろう!子ども達」の会で 知り合った方が、今秋茨城でママイキを主催される方だと判明し お話を聞くうちに、やっぱり受けた~い!!とアンテナが立ってしまい 開催まで数週と迫った締切りギリギリで、ママイキ@成増に申込み 先週初参加して参りました^^ ビジネス系のコーチングは受けてた経験がありますが、全く異なるものでした。 それに、他のいわゆる子育てコーチングとも大きく異なるのは 対象が“子供”ではなく“ママ”であること。 「ママがハッピーなら家族もハッピー♪」というコンセプトです。 詳細は、長くなってしまうので、後日参加体験談として報告させて頂きますが ここでも「地域」という点について感じたことがあります。 数年前、ママイキが活動を開始した当初は、関東圏主要都市での開催が主だったようですが 今ではママたちの間で口コミで急速に広がり、地方展開するまでとなったようです。 実際、ママイキ@成増に今回参加するまで、私自身「ナリマスってどこ??」ってな 感じだったのですが、意外に近くてびっくり。 ママイキの主催者は、ほとんどがママイキ受講生の、子育て現役のママさん達。 他の主要都市で受講して、その感動と想いを自分の住む街へ!という流れが多いようです。 実際、今までの開催地や今後の予定地を見ても「これって何県??」といった地名もちらほら。 育児中の全国のママたちが、一緒に悩みや感動を自分たちの住んでいる 「地域」で共有したい!ということなのでしょうね。 その2:「子育て支援者養成講座」 こちらも、先月「知ろう!小児医療~」の会がらみで 参加した区の団体交流会の参加がきっかけです。 第一回目の交流会の主催者が、以前ベビーマッサージで何度か通ったことのある 子育て支援団体の代表の方で、久しぶりの再会で名刺交換などをして 数ヶ月ぶりにその団体のHPをチェックしてみたところ ちょうど「子育て支援者養成講座」開催のお知らせが掲載されておりました。 区の協働事業でもあるため、子育て支援の第一人者の方々や大学教授など 素晴らしい講師陣の講座が、なんと無料(!)で受講できるということもあり これは受けるしかない!!と、こちらも即申込みしました^^ 7月末まで全10回に及ぶ講座の、本日は第2回目を受講して参りました。 本日の講師は、元大学教諭で江東区のみずべの会代表 新澤誠治さんと 横浜市港北区のNPO法人びーのびーの副代表 原美紀さんのお二人。 それぞれの子育て支援団体の活動報告や設立から今日に至るまでの 様々なご苦労と感動を、和やかな口調と雰囲気でお話下さいました。 お二方とも共通に仰っていたのは、やはり「地域活動」の大切さと重要性。 一昔前と違って、育児とうい重責を母親ひとりに家庭で押し付けるのは 間違いだという考え方で、親の居場所・ほっとできる空間づくりを広げていくことが これからの日本社会の子育てのキーワードになるといったお話の内容でした。 横浜は保育園・幼稚園の激戦区で、今現在0~3歳児の9割が自宅保育を 強いられている環境だとのこと! 復帰にむけて、そろそろ保育園決めなきゃと思っている私にとっては衝撃のお話でした。 最近、「知ろう!小児医療~」の会で活動していて特に感じるのは 地域ごとに抱える問題点や状況の格差。 講座を切望しているママ達と先生達の前に、立ちはだかるのは行政の壁。 区民だけで構成している会でないと、区の公共施設は借りれない(!)だとか いろいろな問題があって、行政や自治体との付き合い方やポイントについて 先生方に質問してみました。 お二人の回答は、やはり地域でお母さん方が、本当に必要な居場所や情報があるならば 地道に「声」を上げること。つぶやき続けることで、誰かの耳に目にとまり 広がっていく事もあるということ。その中で関係性が築けたり、思わぬ人から手助けを 受けていくこともあるということ。どうやら、近道秘策はなさそうです・・。 地道にコツコツと呟き続けて行くとしましょうか! その3:「自治体やマスコミとの関わり」 会では7月6日に、現役の4名の小児科医の先生方をお招きして ビックイベントを開催予定で、ただ今会員のお母さん方と手分けして 日々猛準備中です! そんな中、今まで自分の生活の中で、関わることの少なかった 自治体やマスコミと接する機会が多くなりました。 まずは、イベント告知の協力要請。 開催予定地近隣の自治体へ、区報や広報に掲載依頼をしているのですが ここでもまたもや「地域」の壁が立ちはだかります。 市区内での開催や市区内施設利用の場合の掲載が、基本となっているため 問い合わせを始めた当初は、結構「区外の情報なんて・・」といった 対応をされてしまいました>< しか~し!区民の皆さんへ大変有益となる情報、講座であることや 「こういった内容の講座の場合、ご協力いただける区(市)もあるようなのですが ○○区では如何でしょうか?」と言った感じで、いかにも他の区はOKなんですよ~ 的にアピールしていくと、案外好感触に変化してきました! マスコミも同様で、放送局・新聞社・雑誌社とあらゆるメディア関係に 問合せしている状態ですが、こちらでも相手が何を欲しているのか を見極めることがポイント! 気になるワードや情報を伝えると、結構「資料送って下さい」と 言って頂けることも多かったです。 その地域、エリアで何を必要としているのか。 伝え方やアピール方ひとつで、大きく変化していくのかな~と感じてます。 ******************************************************************* そんな訳で、偶然のも「地域」というものの関わり方や 伝え方の大切さを痛感させられる事の多い、ここ数週間でした。 今でこそ、そんなことはないのですが、若い頃はどちらかといえば 自分ひとりで仕事でも何でも出来る、「自分さえよければ」といった 考え方だったような気がします。 地元を離れ、東京で生活するようになり、ご近所付き合いも皆無な状態で ましては東京に住むまでは、転勤族だったので momoが生まれるまでは「地域」とか自分の住んでる区の行政のこととか 全く考えたこともありませんでした。 様々な活動を通じて、改めて感じるのは 「人はひとりでは生きていけない」ということ。 そして大切なのは自分のまわりの人や環境への 「配慮と感謝」の気持ちであるということ。 私にとって今は、「個」からの卒業。 そして次へのステップの時期なのかもしれません。 都会で子育てしていると、周りとの関わりを自ら遮断してしまう お母さん方も多いといいます。 人との関わりが苦手な人も多いでしょう。 でも、ちょっと内から外へ目を向けるだけでも、違った世界が広がってくるかもしれません。 声をかけてくれる人も増えてくるかもしれません。 そこから、思いがけない出会いや、小さな喜びが生まれて、楽しく子どもと 向き合えるようになるかもしれません。 人間は「感動と共感」の生き物である、という事をぜひ体感していただきたいです。 ひとりでも多くの、育児に悩む新米ママたちに ハッピーな気持ちをお届けできるように これからも色々な活動や情報提供していきたいと思います♪ まずは、7月6日ビックイベント!がんばりますよ~。 乞うご期待!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年05月22日 22時19分14秒
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