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2005年09月10日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
さて、選挙前最後の「かみぽこ政治学」です。

ぬおおおおおおおおおおおおおおっ
どりゃああああああああああああっ

とエントリーを連発してきましたが、
現在パソコンのまで私は

ぜーぜー、はーはー
ぜーぜー、はーはー

となっておりまして、
はっきり言って
疲れました。。。(失笑?)

しかし、日曜日はいよいよ投票日ということで、
最後はやっぱりこういうことを書きたい。

以前、こんなエントリーを書いたのだけど、
その続編だね。

このエントリーを今読み返すとね、
今回の解散総選挙の引き金になった
郵政民営化法案が参院で
否決される流れを決定的に作ったのが、
中曽根元首相の息子さんである
中曽根弘文参院議員の反対表明だったわけで
ふーん、こんなことを書いていたんだと
妙に興味深かったりする。

前回衆院総選挙時、
定年制を盾に小泉首相が
中曽根・宮沢両元首相を
比例代表で公認しないということがあって、
両長老は議員を引退せざるを得なくなったのだけど、
中曽根参院議員はそのことを恨みに
郵政民営化法案採決で造反したと
言われているわけだ。

しかし、もしそれが本当に
中曽根参院議員の造反の理由だとしたら、
彼は大変な考え違いをしていたと思うね。

エントリーで私が指摘した通り、
小泉首相は確かに中曽根元首相の
議員引退のきっかけを作ったかもしれないけど、
最終的に引退を決定させたのは、
他ならぬ有権者なのだ。

中曽根元首相は引退したくなければ
無所属ででも出馬すればよかったのだ。

それができなかったのは、
出馬しても有権者の支持を得られず、
勝てる見込みがなかったから。

現に前回の衆院総選挙で、
同じ自民党長老の故・山中貞則氏は
小選挙区で出て当選したのだから。
当選すれば定年がどうのこうのというのは
全く関係ないのだから。

「中曽根元首相を引退させたのは
小泉首相ではなく、実は有権者。」

中曽根弘文参院議員は、
ここのところを決定的に
勘違いしていたように思える。

中曽根参院議員が
本当に小泉首相への恨みから
法案否決に動いたのであれば、
それは国会議員というものが、
有権者によって選出されることで
初めて国会議員でいられるのだという
議会制民主主義の最も根本にして
最も大切なことに対する
謙虚な理解が欠けていたと
断ぜざるを得ないのだ。

この中曽根参院議員は一例だけど
今回の郵政民営化審議から
解散選挙戦への流れを
ずっと観ていて思うのは、

「この人は、民主主義をなんと心得とるのか?」

と疑問を感じざるを得ない言動を取る人が
すごく多かったということだろうね。

小泉首相の政治手法を「独裁的」と言う人は、
小泉内閣がいまだに50%近い
支持率を保っていることを
どう考えているのか?

また、小泉首相の2度の自民党総裁選と
3度の国政選挙における郵政民営化の公約を
どう考えているのか?

小泉首相の解散権の行使を「暴挙」だと言う人は、
首相に与えられた「民意を問う」という権利を
いったいなんだと考えているのか?

また選挙で民意を示すことができるという
国民の権利をいったいなんだと考えているのか?

自民党が郵政民営化法案に反対した議員に
対立候補を擁立したことを
「刺客を放った」などというような
言い方をする人は、
自民党が対立候補を立てなければ
「郵政民営化に賛成」という意見を
投票行動で示すことができない
有権者が出てしまうことを
いったいどのように考えているのか?

こういう「独裁」だの「暴挙」だの「刺客」だのと
いうようなことをお涙頂戴で訴えていた人たちは
民主主義という土台の上で行われる選挙で
フェアに戦うという姿勢に欠けていると
断ぜざるを得ないのだ。

なぜに政敵の非情さばかり
涙を流して訴えて政策を訴えない。
誰が立候補してこようと、
政策論争で堂々と戦えばいいだけではないか。

「国民のため、地元のため」
などと奇麗事を言っている人間ほど
民主主義をいい加減に考えているように
私には思えてならない。

これまでの総選挙では、
いい加減なことを考えている人間を
落とすことはできなかった。

自民党の中に改革派とそうでない人間が混在し、
民主党が政権担当できるまでに育ってなかった。
国民にはっきりとした形で選択枝が与えられていなかった。

今回は違う。

(1)旧来型の自民党を残すことで改革はやめるのがいいのか。
(2)新しい自民党による改革を進めるのか。
(3)民主党による、より徹底した改革を期待するのか。

貴方の前にははっきりとした選択肢がある。
貴方の一票は絶対に無駄にはならないのだ。

この総選挙の意義は小さくない。

もう政治家が
義理だの人情だの地元だのというような
甘い言葉で国民を騙すことなどできなくなり、
国民に対してどんな仕事してきたのか、
どんな仕事をしようとするのかで
フェアに評価されるように
日本政治を変えることが
できるかもしれない選挙だ。

そしてこの総選挙は、
そんな政治家の資質というものを
はっきりと問えるというような
ミクロな次元だけではなく、
いろんな次元で大きな意義がある。

もっとマクロな次元では
「改革」は現状の社会制度を維持したままで
財政的に可能な形に変えることなのか、
現状の社会制度そのものを変えるところまで
踏み込んでいくべきなのか、とか
「結局、自民党と民主党の違いってなんなのか。」

あるいは日本の政治文化というような、より大きな次元でも
みんながじっくり話し合って合意を得る民主主義がいいのか
多数決で勝ち負けをはっきりつける民主主義がいいのか、とか
「郵政民営化:小泉政治が日本の政治文化に与えた影響。」
「郵政民営化:小泉『刺客』『踏み絵』戦略は民主的である。」

上記の3つの選択肢の中からどれを選ぶかで、
日本の将来の方向性を決定付けてしまうと言っても
過言ではないくらい、この選挙は重要である。

「選挙に行こう!あなたの一票は無力ではありません」

それでは、
選挙結果が出た後に、
またお会いしましょ。

私は在外投票も終えたし、
それまでゆっくり寝させてもらいます。(苦笑)

うひょひょ。





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最終更新日  2005年09月10日 06時54分53秒



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