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2008年09月02日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
どうも。「かみぽこ政治学」です。
福田首相辞任ということですが、
いや、これはなんとも言いようがない。

論評のしようもないというのは
まさにこのことで。。。(苦笑)

1年前に安倍さんが辞めた時は

「総理としての姿勢」

まで、批判しました。

自分が放り投げておいて
残される国民に
テロとの戦いを続けろとは
なんたることだ、と。。。

もう、今日はそんなことは言いません。(苦笑)

昨日は、福田辞任に気づいたのは、
スマスマを観ていて、(苦笑)
放映開始が遅れていて

「報道特別番組のため。。。」

と、テロップが出たので
グルジアでなんかあったかと、
顔を見るのも不快だから
観たくないんだけど
仕方なく古舘さんの番組に
変えた時だった。

それから、いろんなニュースを
ハシゴしたのだけど、
なにより思ったのは
福田首相が政権を放り投げたことを
批判するのはいいんだけど、
その前に、1年前に

「福田首相の安定感、経験」

と、評価していたことを
まず総括してよってことだね。

特に、あるニュースに出ていた
元新聞記者のえらいセンセだけど、
以前TVで

「福田首相のなにもしない戦略」

って、わかったようなことを
言っていたのだけど、
その福田首相が
なにもできないで
放り投げたというのに、
よくTVに出て来られるというか。。。(苦笑)

おまけに、こんなことを言ってた。

「野党は、『福田は辞めろ辞めろ』って
これまで言っていたのに、
いざ、辞めたら『無責任だ』と言う」

あのね、厳密に言いますけどね。
野党は福田首相に
「辞めろ」とは
言っていなかったですよ。

「すぐに解散総選挙をしろ」

と、言っていたわけです。(笑)

これはいかんでしょ、センセ。。。

いずれにせよ、
福田首相をマスコミや識者が
厳しく批判しているのは、
ちょっと、かわいそうな気がする。

なぜなら、
私は1年前から

「福田首相は経験不足」

と指摘していたわけで、
こうなることも
あると思っていたから。

「焦点は解散総選挙の時期ではなく
むしろ、内閣総辞職がいつかだ」

だと、ずっと言っていたからね。

要は、福田康夫という政治家は
最初からその程度だったと
いうことなのだ。

まあ、今回の福田辞任劇については
これからあることないこと
いろんな話が出てくるんだろうけどね。

もう、こういう話は
なにが真実なのか
わけがわからなくなるので、
うちは参入したくないけど、
このブログが少しだけ
なにか言おうとすれば、
それは、前に書いた
「福田人事」の結果が
どうだったかということかな。

まず、一言で言えば、
福田人事は
大筋はうまくいっていたんですよ。

内閣改造・党役員人事の後を
振り返ってみると
閣内に人質に取った親分たちは
非常に静かだったわけだ。
(2008年8月6日
福田人事を考える(1):「親分を人質に」人事の継続。

ただ、私が指摘していたように
「改造前」と比べると
若干詰めが甘かったわけだ。

その詰めの甘さが
モロにほころびとなったようだ。

その詰めの甘さとは、
1つは、「小泉ファクター」。
(2008年8月6日
福田人事を考える(3):「郵政造反組」起用は「小泉斬り」なのか?

「改造後」小泉さんは
まったく出てこないので、
本人がどこまで動いているか
わからないけど、
小泉さんがバックにいるとされる
いわゆる

「上げ潮派」

が、伊藤達也さんを除いて
ほとんど排除されたことで
内閣の外で大暴れを始めたことは
周知の事実。

ただ、これだけであれば、
「上げ潮派」は

「ムダゼロ」

で、閣内を支配した
「財政タカ派」と
組むこともできるし、
(2008年8月6日
福田人事を考える(5):「財務省シフト」で「ムダゼロ」が進む!?
小さなほころびに
すぎなかっただろう。

福田人事で
もっと詰めが甘かったのは
「麻生ファクター」だ。
(2008年8月6日
福田人事を考える(2):麻生太郎はどうなるのか。

私は、このエントリー中では
はっきり書かなかったのだけど
(その点では、読みが甘かったと認めます。)
常々、「かみぽこ政治学」で書いていた

「敵は閣内に、味方は党に」
(2005年11月1日
小泉内閣改造を読む(3):政敵は閣内に、忠臣は党に。
2006年9月30日
安倍人事で見えたもの。(前編):「敵は排除」でいいのか?
2006年11月20日
政局抜きで小泉政治を総括する:小泉流民主主義とは(1)敵を味方に変えること。
などなど。。。)

という、自民党人事の鉄則から
麻生さんの幹事長起用は
外れていたということだ。

掲示板では、そのことを
指摘していたんだけどね。。。(苦笑)

福田首相は、麻生さんを
本当に取り込みたかったら、
「副総理格」で入閣させるべきだった。

それを、幹事長という
党の責任者に据えたために
好き勝手に暴れ始めた。

それは、「改造前」にはなかった
「公明党」というファクターを
復活させてしまうことになり、
麻生・公明党ラインで

「定率減税」「バラマキ」

が、浮上することになって、
「上げ潮派」「財政タカ派」と
三派入り乱れて
グジャグジャな状況となり
福田首相への求心力が
失われてしまった。

遂に、政権を放り出さざるを
得なくなったということだ。

まあ、福田首相は麻生さんを
「味方」だと思ったのかもしれない。
「経験不足な政治家」の
甘さだったのかもしれないね。

ただ、1つ言っておきたいのは
いろんな意見でグジャグジャなのは
実は、自民党にとっては
特に珍しくない
普通の姿だということだ。

小泉政権時も、
「上げ潮派」と「財政タカ派」の
対立はあった。

ただ、福田政権と小泉政権では
大きな違いがある。

小泉さんは「上げ潮」で
方針が一貫してブレなかったので
議論の対立が
内閣の求心力低下と
ならなかった。

それに対して、
福田さんは、三派すべてに
中途半端にいい顔をして
方針がなんなのか
わからなかったので、
議論の対立が求心力の低下に
直結してしまったことだ。

「調整が必要な局面だからこそ
リーダーが原理原則をしっかり示す
強い指導力が必要」
(2007年9月29日
福田人事について考える(前編):「調整」が必要だからこそ。

と、福田内閣発足時に
私は書いたのだけど
まさに、福田首相が
「原理原則」を示さなかったことが
内閣を崩壊させてしまったと
言えるだろう。

最後に、私が麻生さんの幹事長起用を
問題ありとはっきり書かなかったことについて
もう1つ言い訳をしたいと思う。(苦笑)

それは、いくら麻生さんが
おっちょこちょいでも、
幹事長就任でいい気になって
「定率減税」までぶち上げるなど
まさか内閣を倒してしまうまで
暴れることはないだろうと
思っていたからだ。

麻生さんが置かれた
茨の道については
既に書いた通りだけど、
(2008年8月6日
福田人事を考える(2):麻生太郎はどうなるのか。
要は、福田首相の求心力を失わすほど
暴れていい状況には全くなかったのだ。

福田内閣における
麻生幹事長の役割というのは
あくまで、「福田内閣の政策」を
わかりやすく、
おもしろおかしく語ることで
政権の人気を浮揚することだった。

森さんが望んだのもそれだったし、
それが「茨の道」の麻生さんにとって
唯一の道だったと思う。

それが、麻生さんのおっちょこちょいは
独自の政策を打ち出して
政権運営の主導権を握ろうとして
結果、福田首相の求心力を失わせ
与党内をぐじゃぐじゃにして、
公明が介入する余地を与えてしまった。

なにをやっているのかということだ。

さて、これから総裁選だけど、
麻生さんのおっちょこちょいは
「上げ潮派」「財政タカ派」を
安易に敵に回すことに
なっている可能性がある。

また「4回目」の総裁選に負けたら
もう終わりだからね。

逆に、反・麻生が起こらなかったとして
すんなり総理・総裁になれたとしても、
はっきり言って

「選挙管理内閣」

でしかないわけだ。
解散総選挙は早期かもしれないし、
自民党が勝てる可能性は
麻生さんをもってしても
極めて低いだろう。

宮様、石橋、うーやん、羽田以上の
短命内閣になる可能性だってある。

「どんな形でも一度総理になれればそれでいい」

と言うのなら、そうなのかもしれないが
私には麻生さんのおっちょこちょいが
彼の「茨の道」を
もっと混迷したものに
してしまったような
気がするんだけどね。

それでは、またね。

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最終更新日  2008年09月02日 18時21分25秒



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