青砂ヶ浦教会は北魚之目の中核教会で、国の重要文化財、レンガ造りの教会で、奈摩湾から遠望すると美しく、ロマンを誘う趣があります。
「長崎の教会群」を世界遺産にしようとする活動が続き、「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」がユネスコ世界遺産登録の日本国暫定一覧表に入ることが決定され、青砂ヶ浦教会はその大きなウェイトを占めることになりましょう。
その審査準備の為か、外装・内装とも化粧直し中でした。外装レンガに苔が付いたので、高圧水洗浄し、今からは苔が付きにくい様に撥水加工中とのことでした。
苔生した古い教会と言うのも風情のあるものですが、遺産登録審査には綺麗にしておく必要があるのでしょうか? と疑問も出て来ますし、この様な日常の祈りの場所も、古くなっても改築厳禁と言う制限を受けることになるのだと思いますと、生活の場を世界遺産登録の功罪を改めて考えてしまいます。
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