新上五島町榎津郷に家内の実家の菩提寺があります。
墓所は本堂脇の一等地に位置し、墓石が13基あって、墓所門脇の石燈籠2基を含めると壮観なものです。
供花の目的でシキミ、ヒサカキも植栽されていますので、線香と鋏を携えて行けば、墓参も出来るように設計されているのです。
家内の兄達が亡くなってその姓を接ぐ男子がいませんので、世話をする墓守もいなくなり、将に無縁墓地になろうとする悲しい定めとなりつつあります。
尤も、近所の人達に依りますと、代々檀家総代を務めていたことで十分菩提寺に貢献しましたので、永代供養をして貰える権利はあるのだとのことでした。
私の知る限り住職も3代替りましたので、そんな約束は反古にされても文句は言えないのだろうと思っています。
来年は義母の17回忌ですが、弔う人達も新上五島町は遠く墓参も叶わないとのことで、私が家内の供養を含めて菩提寺に出向き、義母の法要を行う積りです。
しかし、来年度は私も70才となりますので、その後どのようにしたら良いか思案投げ首の状態です。
榎津郷は高齢者ばかりの限界集落ですので、将来の集落存続も不安視される処なのです。