テーマ:政治について(19806)
カテゴリ:Politics
安倍首相を忖度して開校に関与したとされる「加計学園」疑惑が続いていて、渦中の萩生田官房副長官は憤りのコメントを発表、菅官房長官も火消しに懸命ですが、文書をスクープしたのが天下のNHK「クローズアップ現代+」ですから、状況証拠から考えると萩生田氏の関与疑惑は深まるばかりです。
獣医学部の新設に否定的だった文科省に対し、その岩盤規制を打ち破るべく活動していたのは疑う余地がありませんし、首相の強い意向を忖度して文科省に強い圧力を掛けたのは間違いがありません。 しかし、松野文科相が文科省を代表して文書を公表しつつ、「萩生田氏の発言でない内容も含まれている」として、萩生田氏に謝罪したと言うのも解せません・・ 結局は行政省庁よりも政権内では内閣官房の方が権力が強いと言うことで、もみ消し圧力に屈して、真相究明は出来ないと言うことなのでしょうか? 安倍首相の友人が理事長を務める岡山市の学校法人「加計学園」の獣医学部新設計画を巡り、昨年11月の新設方針決定の直前、萩生田官房副長官が文部科学省幹部に発言したとされる内容の新たな文書が20日、明らかになった。新たな文書は萩生田氏が文科省幹部と面会した際の発言とされ「総理は『平成30年4月開学』とお尻を切っていた」等と、早期の開学が首相の意向であると示唆する内容。 萩生田氏は20日、「加計学園の便宜を図るために和泉補佐官や関係省庁と具体的な調整を行うとか、指示を出すことはあり得ない」とコメントを発表した。同時に「このような不正確なものが作成され、意図的に外部に流されたことについて非常に理解に苦しむ。強い憤りを感じている」と批判した。 松野文科相は20日「10/21萩生田副長官ご発言概要」と題した文書を発表。同省専門教育課の共有フォルダに保存されていたと明らかにした。新文書は萩生田氏と文科省幹部のやりとりを同省職員が個人的なメモとして作成したと説明、「副長官の発言でない内容が含まれている」と指摘した。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.06.21 09:46:41
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