NHKスペシャルで、「中世の宝石箱ロマンチック街道を行く」を懐かしく拝見しました。
ドローン映像が主でしたので、鳥瞰図的な映像で、空から大きく見えるのは良いのでしたが、住宅街の様子や住民との往来が今一つで、何か物足りない感じがしてしまいました。
景色全体を観るには、ドローン映像は際立って威力を発揮しますが、街を歩いて紹介するには定点が必要で、不足している様なのです。
ドイツ南部を500キロにわたって縦断するロマンチック街道。ローテンブルクやネルトリンゲンなど、中世の面影を残す美しい町が次々と現れる。
何百年間も変わらないのは風景や建物だけではない。門や塔を守る人、城に暮らす人等、地域の伝統の中で生きる人々との出会いも繰り返し、ゴール近くには、ノイシュヴァンシュタイン城がそびえている。ドイツアルプスを目指して空をクルージング。
世界有数の人気観光ルート、ロマンチック街道をドローン映像でつづる空の旅。時は12月。美しい町がクリスマスマーケットでさらに華やぎを増す。
ロマンチック街道(Romantische Strasse)には、1995年、1997年、2000年と、細切れに起点のWuerzburgから終点のFuessen迄、訪れました。
やはり、その中の白眉は、城塞都市がそのまま残された中世都市Rotenburg、19世紀に時代感覚のずれをものともせずに建立されたNeuSchwanstein城、の2ケ所となるのだろうと思われます。
上記画像は、最初に訪れた1995年のものです!