騎乗の上手さで一時代を築いた武豊騎手も、中年から老年の域に達すると共に精彩を欠き、フランス人のルメール騎手の後塵を拝することが多くなったとの感触でした。
53才ですから騎手から調教師となる様な年齢となりましたが、今回は中老年の星としての活躍を見事に成し遂げました。
競馬の最大祭典である日本ダービーは、快晴で夏日の中、6万人の観衆の元、石川さゆりさんの君が代独唱で、18頭の決戦となりました。武騎手が騎乗した3番人気であったドウデュース(牡3)は、2番人気の馬に騎乗した宿敵ルメール騎手の猛追を半馬身差で交わして、昨年の朝日杯FSに続くG1通算2勝目を挙げ、2019年生産されたサラブレッド(Thoroughbred)7522頭(輸入された外国産馬を含む)の頂点に立ちました。
武豊は昨年の朝日杯FS(ドウデュース)以来となるJRA・G1通算79勝目。日本ダービーは98年のスペシャルウィーク、99年のアドマイヤベガ、02年のタニノギムレット、05年のディープインパクト、13年のキズナに続く6勝目で、自身が持つ歴代最多勝記録を更新した。
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Last updated
2022.05.30 08:45:32
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