深夜の再放送でしたが、バイエルン王のルードヴィヒ2世の苦悩と不幸に思いを馳せることが出来ました。
プロイセン国の宰相ビスマルクからの属国要請に耐えきれずに、致し方なく属国となってしまい、国王として国経営をすることが叶わなくなり、城造りに没頭して財政破綻させて謎の自殺で生涯を終えたと言うのでした。
彼が仕掛けた城は、著名なノイシュヴァンシュタイン城の他に、ヘレンキムゼー城、リンダーホーフ城があり、結局完成をみたのはリンダーホーフ城だけとして知られています。
リンダーホーフ城を訪れましたのは、1995年9月でしたから、もう27年も前のこととなりました。
室内装飾の見事さ、繊細さは眼を見張るばかりで、ルードヴィッヒ2世は治世者と言うよりも芸術家だったと言うことが分かりました。