|
テーマ:☆花火大会☆(1172)
カテゴリ:お出かけ日記と気になるイベント
長野県須坂市で毎年7月23日に開催される、蔵の町須坂 花火の夕べを
初鑑賞してきました。ずっと観たいと思っていたのですが、平日が続き、 tzuccaも一緒に行ける週末の開催日が、やっとめぐってきたんです。 通っている方のお話だと、出足はそんなに早くないとか。 長野に午後早く着いて、まずはホテルにチェックイン。 4時半過ぎに、会場に着きました。東京近郊の会場だったら、2人分の お尻が入る場所を探すだけで大変な時間ですが・・・ 観覧場所の河川敷は、まだまだ余裕です(^^; これでも今年は 人出がかなり多く、出足も早めだったということです。 志賀の山並みを遠くに眺める、とてもいい気持ちの風景が広がっています。 東京より暑かったこの日の長野ですが、吹き抜ける風はとても涼しくて・・・。 ◆・・・◆・・・◆ 篠原煙火店さんは、日本煙火芸術協会に参加を許されている、 日本でも実力のある煙火店さんのひとつ。その幽玄な作風と完成度の高さ、 構成力。派手さを競い合う花火が主流の今、玉数や派手さだけで勝負をしない、 まさに芸術家肌の煙火店さんです。 信州の小さな町が主催の、5000発もないような小さな花火大会。 そこで使われる玉すべてが、篠原煙火店さんの手作りの玉。 個人出資金で上がる一番小さな、特に難しいつくりではない花火も、 そのクオリティの確かさが、他とは全然違うのがわかります。 スターマインも、最小限の玉数しかないのに、打上タイミングの 良さと構成力で、完璧な仕上がりです。無駄な玉や豪華さを出す ためのおまけ玉がまったくなく、決め玉だけで構成されています。 流行の音楽に乗せて演出する花火は、ひとつもありません。 でも、花火が打ち上がる音、炸裂する音、それが響くタイミングが、 ものすごく計算されたBGMのように、心地よく会場をふるわせます。 少しずついろいろいただきながら、気持ちもおなかも満たされる 上質の懐石料理。超豪華な素材は何もないのに、料理人の心意気と 腕の良さが作り上げた質素で上等な日本料理。 まるで、そんな花火大会でした。 大規模な、全天から花火が降り注ぐような花火大会もいいですが、 その味を知ったあとには、ぜひ、こういう花火を。 日本製花火の美しさ、花火職人さんの心意気・・・ それをしっとりと味わってみてくださいね。 個人出資で打ち上げられる花火のなかに、お亡くなりになった 花火仲間に捧げられた花火がありました。 「天国の○○さん、観てますか?」というメッセージの花火です。 これに使われた花火は、競技会用のような、極上の一発。 今日打ち上げられた花火のなかでも、技術的難度が一番高いかも・・・。 このメッセージにこの玉を合わせた篠原煙火店さんの心遣いに 感動しちゃって、しばらく涙が止まりませんでした。 ◆・・・◆・・・◆ 花火大会っていうと屋台もたくさん出ますけど、あんまりおいしく ないのに高いんで、私たちはいつも、デパ地下などで食べ物を 仕入れてから、会場に向かいます。 今日の花火ごはんは、ながの東急百貨店で仕入れたごはん。 地元の有名お豆腐屋・五六亭さんのデパート店で買った、 大豆とひじきのサラダ風酢の物に、揚げ出しあんかけ豆腐。 信州大豆畑 \3,500(送込) 五六亭のお豆腐・村田商店の納豆・すや亀の味噌・・・。 長野を代表する地元大豆製品店の、グルメ詰め合わせセットです。 ちょうど出張実演販売に来ていた、吉野の柿の葉寿司とめばり。 信州地鶏の焼き鳥に、メロンのおつけ物♪ このメロンのおつけ物がおいしくて、帰りがけにまた寄って、 おみやげにもしちゃいました(笑)五六亭さんの豆乳杏仁も ついでに買って、帰りの新幹線で食べちゃった♪ ■今日の花火はどうでしたか? ■見てみたいなーと思ったらクリックしてね♪ ■人気ブログランキング ←こちらをポチッと・・・m(_ _)m
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[お出かけ日記と気になるイベント] カテゴリの最新記事
デパ地下で仕入れるなんて、さすがKisaraさん!そうですよね。そういうときの屋台の料理っておいしくないですね。それにしても素敵なチョイスで相席したくなります(^^;)
(July 26, 2005 11:52:05 PM)
noncosさん、こんばんは~!
>デパ地下で仕入れるなんて、さすがKisaraさん! 私たちの花火って、午後早くから、いい観覧場所を求めて 場所取りをしてる、半日アウトドアですから(^^; せめて食べ物は、ゴージャスに体にいいものを、です(^^) やっぱり、おいしいのが一番だしね(笑) >それにしても素敵なチョイスで相席したくなります(^^;) 半日場所取りに付き合っていただけるなら、ぜひ(^^) (July 27, 2005 09:27:25 PM)
的確に須坂の花火大会を素晴らしい文章と写真でご紹介いただき、ありがとうございます。
facebook、ツイッターで紹介をさせていただきます。 一度、景気の低迷を受け、中止されましたが、その後、市民の寄付で復活して、現在は、「須坂みんなの花火大会」に名称をかえて、さらに住民主体の住民に愛される花火大会になっています。花火大会の復活には、篠原煙火さんの情熱もありました。 なお、参考までにちょっと離れた場所に、臥竜公園竜ヶ池 があり、そこの茶店で販売している真っ黒おでん、団子は絶品で、観光バスのガイドさんもすすめています。 地方の花火大会ですが、紹介をしていただいたことに、重ねて感謝を申し上げます。いつか、また、須坂見物を兼ねてお出かけ下さい。その時には、ご連絡ください (April 12, 2014 07:07:52 AM) |