北閑人コーの読書日和
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北閑人コー
ひねもすのたりのたりかな ねころんで、まどろんで 行を追う眼だけが忙しい 時を共にした本のご案内
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ジャン・ボードリヤールは『象徴交換と死』しか読んでいないのだが、塚原 史氏の訳はわかりやすく、没頭して読んだ。 タイトルは実に魅力的である。 素人が感想を差し挟む余地は無い。 知に圧倒される快感であった。 この著者が亡くなったことは、私如きものでも喪失感に捕らわれる。 久しぶりに開こうとしたところ、売ってしまったことに気づき寂しきかな。 今日は一日中事務仕事、机に向かって椅子に座り続ける苦痛は妙な腰痛を感じさせる、現場がよい。私は現場を愛しているのだ!と叫びだしたい、長い一日であった。 亡くなっていく人に寂しさを感じながら生きている自分を考える複雑な宵なり。
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