休日早朝より腰のリハビリ及びインフルエンザワクチンの注射。
待合室にてはフランソワ・ラブレー作 「第一之書 ガルガンチュワ物語」渡辺一夫 訳。
巨人王ガルガンチュワが12カ月目で耳から産まれ落ち「オギャーオギャー」ではなく「呑みたい、呑みたい」と第一声を発するあたりでリハビリに呼ばれ、帰宅して続けて読む気になれず、インフルエンザ・ワクチンのせいか、どうもいつもの体調とは違う気がするのは神経質すぎるのだろうが、何か違和感のある体を持て余していると肩の痛みを訴える友人の電話を細君が受けて、我が今通う整形外科「fクリニック」とは肩の治療に強い病院と知りながらまどろんでいるうちに友人からの電話は終わっており、続いて電話という珍しい事態は息子の通う塾からで、本日は試験であるのだがお子さんが来ていないと云うものの、受験前である息子は余裕が有るのか無いのか分からないものの、朝から友人とボウリングに向かい、そのまま友人の家に行くと連絡があり、彼の脳裏に本日の塾の予定は一切なかったようで、友人の家に息子を迎えに行こうと玄関を出ると昨日緩んだ雪が凍って大変滑りやすくなっていることに気づいて、車庫にツルハシを探しに行くと、カヤックの中にスバルのカレンダーがひっそりと収まっているのに気づいた。
昨年末ディズニーのカレンダーが届けられスバルの担当営業さんに「格好いいのが欲しいなぁ」とおねだりしたものが、留守中に届けられていたようである。
ペター・ソンベルグが乗っていた車がカレンダーの表紙を飾っている。
珍しくテレビドラマが始まる時間を待った。
「銭ゲバ」である。
我がまだ紅顔の美少年であった頃(ウソですから)、少年サンデーに連載され、子供心にも衝撃を受けたピカレスクロマン。
時代背景を現代に置き換えて違和感のない演出は、忘却の彼方に去っていた記憶を呼び覚まして余りある。
来週もこのイヤ~ナ世界を楽しみにするのだろうなぁ。