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昨日は祝日でレッスンがなかったので、Dotzauerの予習をしてみた。
もちろん復習も・・。 1番から4番までを復習し、5番から8番を予習したのである。 5番や6番のようなアルペジオ風の曲は以前は苦手としていたが、最近は好きになってきて、とくに5番は気に入ってしまい何度も弾く結果になった。 こんな曲はしっかり弾けばちょっとした内輪の発表会の小品に加えてもいいように思う。 7番はなぜこんな所に出てくるのだろうといぶかしく思うような、一見簡単な課題だが、弾いてみると左手小指の強化が目的のようである。 Dotzauerの練習曲はまだ取り組み始めたばかりだが、Wernerよりすきになれそうな印象である。あの堤剛氏もその著書「チェロを生きる」のなかで、斎藤秀雄師匠からの指導ではWernerから入り、少し上のドッツァウアーにいき、りーなどの教則本を終えて、最後はポッパーまで行った。ポッパーの最後の40曲ができれば、大体チェロの基本的な技術はすべてマスターできたということになっている。と述べておられる。 私なんぞはリーとかポッパーとかピアッティとかの教則本は見たこともないし、そういうものに接する前に寿命が尽きるかもしれない。堤氏は教則本と平行して早くからバッハの無伴奏組曲を1番から順に習ったとも書いておられるが、10年間のうちに1番から6番を3巡りしたそうだ。 もっともこれは氏の小学校高学年時代からの10年間である。 ここ数日の練習ではときに右人差し指の疲労感を覚えた。どうも無意識の内に人差し指で弓を引きつけようと力んでいるに違いない。人差し指で引きつけようとしているときは、たいてい右手のアーチがつぶれてしまっているようだ。 なるべく中指、薬指の指先に意識を集中し、ニュートラルに弓を持つようにしたいものだ。 それと、右親指の屈曲を若干強めて把持してやると毛箱の角の食い込みが少ないようにも感じた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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