「こば爺の部屋」～直感と直観!?の国～

アーティスト：ロニー・レイン

アルバム・タイトル：シー・ミー

発売年：１９８０年

お薦め度：★★★★☆

収録曲：
1. ワン・ステップ
2. グッド・オールド・ボーイズ・ブギ
3. ラッズ・ガット・マネー
4. シーズ・リーヴィング
5. バルセロナ
6. クシュティー・ライ
7. ドント・テル・ミー・ナウ
8. ユーアー・ソー・ライト
9. オンリー・ユー
10. ウイニング・ウィズ・ウーマン
11. ウェイ・アップ・ヤンダー

＜短評＞
ロニー・レインの死後、未発表の音源が集められて
様々な追悼アルバムが発表されていますが
厳密にいえばこの「シー・ミー」こそ
彼の遺作とも言える最後のアルバムなのです。

この「シー・ミー」の制作に入る数年前…
個人的に特に親しかったと共に語るエリック・クラプトンと
共作となるアルバム制作に取り組んでいたのですが
（現在「ラッキー・セブン」のタイトルで未完状態のまま発売されている）
ここでロニーを襲ったのが「多発性脳脊髄硬化症」という不治の病でした。

彼が人前に出ることは、二度とない…。
そんな噂まで飛び交う中、
症状がやや改善したロニーは臆することなく、
早速アルバム作りに取り組んでいました。
そんな彼のもとに集まってきた顔ぶれは…

ロニー自身、一番のお気に入りと語っていた「シー・ミー」。
スリム・チャンスでの３作と比べ、垢抜けた姿を感じ取れる好作！

主な参加メンバーは～
エリック・クラプトン、イアン・スチュワート、チャーリー・ハートら