こぶたの渡星準備日記

最近パート日記となっています。

昨日は、朝会で支店長が
「法人渉外課はデリバティブ１人5件、個人渉外課も最低2件は！」と熱く話していました。
銀行の収益落としてでも売ってこい！と。
私たち個人渉外課の行員さん、そして課長も、デリバ、デリバとあせっている様子。

おかげで、パートの私にまで波及して、デリバの説明を受け、
融資担当の新人君も、関係ないのに、デリバ、デリバ・・・。

ちなみに、デリバティブとは

金融商品には株式、債券、預貯金・ローン、外国為替などがありますが、
これら金融商品のリスクを低下させたり、リスクを覚悟して
高い収益性を追及する手法として考案されたのがデリバティブです。
こうしたリスク管理や収益追及を企図したデリバティブの取引には、
基本的なものとして、その元になる金融商品について、
将来売買を行なうことをあらかじめ約束する取引（これを先物取引といいます）や
将来売買する権利をあらかじめ売買する取引（これをオプション取引といいます）などがあり、
さらにこれらを組合わせた多種多様な取引があります。
デリバティブはそれぞれの元となっている金融商品と強い関係があるため、
デリバティブという言葉は、日本語では一般に「金融派生商品」とか「派生商品」などと
訳されています。（以上引用）　とのこと

そう、要するにややこしい。わかりにくい。

うちで取り合っているデリバの内容は、為替がからむもの。
何ヶ月後、何年後に、対ドルもしくやユーロに対し、
円がいくらになっているかを設定し、その範囲内で収まればいい利息がとれ、
設定した以上に為替が動いたら、外貨で受け取るというもの。
できれば、外貨でなんて受け取ってもらいたくないから、
設定基準を甘くする、甘くすればするほど、利率は下がるがるが
それでも定期預金よりは利率がかなりいい。

最低金額500万円以上から。
ターゲットは、中高年の富裕層。
でもさ、中高年がこんなややこしいのやると思う？しかも500万以上だよ！

はっきりいって、私はこんなん説明したくないわ。。。。
パートだし←都合いい時だけ、理由にしている？(^^;;

って、行員さんはこうはいかない。

あの手この手、「新型定期預金のようなものです・・」と話術を工夫し、
簡素に身近にできるような説明をし、
（決して、うそついたり、だましたりはしてないんですよ。
そのあたりめちゃくちゃ厳しいですから。）

日ごろから積み上げてきた、お客さんとの信頼関係のもと、
行員を信頼してもらいやってもらったり。

営業ってホント奥深いわ・・・。
会話ひとつだって頭使わないと成果って簡単には上がらない。
きっと、ずっとセールストーク考えているんだと思うわ。
確かに、誰でも売れるものなら、営業なんていらないわけだし。

なんだか、パートでよかったのかも？！って感じた瞬間。
私がもし、行員だったらどうなんだろ。。。
やむをえなく、はまっただろうか？

いろいろ考えちゃいます。