アルツハイマー病の発症する過程(その2)
アルツハイマー病は脳内で特殊なタンパク質異常が起こり、脳内のニューロンが消失する痴呆症。 --------------------------------------------------------------------------------発症する過程アミロイドベータータンパクが増える因みにジョージ グレナー博士(Dr. George Glenner)は、アルツハイマー病における老人斑の主要構成蛋白成分のアミロイド ベーター(amyloid beta, A beta)の発見者(1984)として国際的に名声の高い病理学者です。・アミロイドベータータンパクは「中性エンドペプチド(酵素)」が分解する。・患者は、この酵素量が少ない。神経原繊維(タウタンパク質)が増加する「脳脊髄液中で確認できる。」アルツハイマー病患者の脳ではタウタンパク質が繊維化して集まり、神経細胞死を招いている。タウタンパク質はすばやく折りたたまれるために、これまでその立体構造の観察が難しかった。2009年ドイツのマックスプランク研究所が立体構造の観察に成功しました。 ←タウタンパク質なおこのタウタンパク質の有無を検査してくれる大学病院があります。早期のアルツハイマー病の発見に役立ちます。東北大、岡山大、三重大、鳥取大の各神経内科です。神経細胞死が起きる糖尿病・高脂症・高血圧・・アルツハイマー病になりやすいと言われています。予備軍でも気をつけましょう。