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先日、ある女性と4年ぶりに再会しました。
彼女は、僕が仕事を請け負っている映像制作会社で、CGのプログラマーをしていたのですが、4年前に退職したのです。 退職・・・というと聞こえはいいですが、映像業界もここ数年不況で、彼女はなかば解雇に近い形だったそうです。 当時29歳。 顔を合わすたびに、「今度飲みに行こうね」と話していたのですが、結局一度も実現しませんでした。 東京の多摩地区で実家暮らしの彼女。 メールアドレスは知っていたし、どうしているかと気になってはいたのですが、どんな言葉をかけていいやらわからず・・・ 彼女が辞めて初めてもらった年賀状には、 『自宅の近くでアルバイトをはじめました』と。 29歳で正社員だった女性が・・・アルバイトが決まった・・・というのだけでは、「お祝いに飲みに・・・」という理由にはちょっと... それ以来、連絡が途絶えていました。 ・・・・・・・・・・・・・ そんな彼女から、なんと!先週の月曜日にメールが! 件名は『お久しぶりです』 もちろん、僕はワクワクドキドキで中身を読みました。 内容を要約すると・・・ 彼女の母親の友人女性が保険のセールスレディをしており、そのつてで保険会社の正社員になったこと。 普段は住まいのある多摩地区を担当しているのだが、週末に横浜のホテルで研修があるので、そのついでに食事でも・・・ との内容でした。 いやあ~小五郎、久々にデレデレな気分に~(笑) そのあと、細かな話は携帯で直接やりとりしましたが、4年前と変わらない明るく、元気な声に僕はホッとしました。 声はね・・・(意味深だね?ヘヘッ) そして迎えた土曜日。 以前よく行った、横浜の小さなイタリアンレストランを予約し、そのビルの近くにある銀行の前で待ち合わせを。 横浜に不慣れであろう彼女が、僕より先に着いたら不安だろうと思い、約束の時間の15分前には到着。 まだ彼女は来ていませんでした。 約束の時間になっても、彼女の姿は見えない。 僕は彼女からのメールが来てないか、携帯を開いた瞬間・・・ 『小五郎さん』 えっ? 声が聞こえた右側に目を向けると、2メートルほど離れたところに見慣れない綺麗な女性が。 えっと~ その先に別の女性はいない。 僕は左側に視線を移す。 しかし、高校生らしき女の子が二人いるだけ。 もういちど綺麗な女性に目を向けると・・・ ニコッと微笑んで、 『お久しぶりです!』 えっ! ええ~~っつ! なんと! まさしく彼女でした。 4年前の彼女は、仕事柄もあり、夏はTシャツにジーンズ。冬はトレーナーにジーンズ(笑) ショートカットでほぼノーメイク(に見えた) お菓子が好きで、いつも元気いっぱい! 言っちゃ悪いですが、女性らしいイメージはあまりなかったんです。 が! 目の前にいた彼女は、まるで別人のようでした。 ベージュのタイトスカートに白いブラウス。 セミロングの、やや内巻きカールの綺麗な髪。 そしてなにより! 初めて見るしっかりメイク!(笑) 彼女は僕よりちょっと先に来ていて、僕がいつ気づくか、しばらく楽しんでいたのだそうです。 そりゃわかんないよ~ 顔は、宇多田ヒカルさんにちょっと似てます。 背も小柄で、中肉中背タイプ。 宇多田さんって、髪が短いとボーイッシュな感じだけど、髪を伸ばすと、大人っぽい雰囲気になるでしょ? まさにああいうイメージ。 いやあ~しかし。 ヘア&メイクでこれほど変わるとは。。。 久々のビックリ体験でした。 ・・・・・・・・・・・・・ ワインと料理を楽しみながら、近況や4年前のコトなどを、ざっくばらんに話す彼女。 退職の理由は、僕が聞いていた内容とほぼ同じでした。 その後、就職先がなかなか決まらずに落ち込んでいたことも。 保険の仕事は・・・最初は自分にできるか?不安だったけど、母親の友人の紹介という理由もあり、決めたとのこと。 しかも服装や髪形、そしてメイクなどもすべてその友人さんのアドバイスだったそう。 今では、この仕事がとても楽しく、また自分にすごく合っている仕事だと・・・彼女は明るく話しました。 CGの仕事は、もちろん好きで始めたことではあったけど、毎日毎日コンピュータの前に座り、ディスプレイとにらめっこ。 僕のような部外者が尋ねれば明るく振舞うけど・・・ 実際は周りの席の男性社員とも、ほとんど会話もなく、あまりにも人間味の無い職場環境に、ちょっと嫌気がさしていたそうです。 『今の仕事を始めて、私って人とお話しすることがすごく好きだったんだなあ~って思ったんです』 という彼女の言葉が印象的でした。 “天職”ってあるんだなあ~と。 そのひとの・・・「個性・能力・らしさ」 あえてまとめると・・・「自分色」を最大限に発揮できる環境。 そんな仕事にめぐり合えた彼女は・・・ キラキラと輝いて見えました。 お世辞抜きにね。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 『あなた色に染まりたい』とか、 『あなた好みの女になりたい』(笑)とか。 昭和の歌詞でありましたよね? 人間だれしも自分色を持っていて。 周囲の環境にあわせて、もっとも適した色に変化する。 それが理想的・・・かな? そして前出の彼女のように、仕事面であらわれることもあれば、人間関係、そして恋愛面にも・・・。 自分で積極的に色を変えるのもいいし、他人に色を選んでもらってもいい。 たとえば・・・ 小さいころからずっと長髪だった、ある女性がいたとします。 彼女にとっては、そのスタイルが自分色・・・だと思い込んでいた。 初めて彼ができ、その彼はショートヘアが好み。 「絶対に似合うと思うよ!」 との言葉に、思い切ってショートに。すると・・・ 彼はもちろん、職場の同僚や友人や、さらに両親までもが、 『すごく似合ってる!』 『かわいい! どうして今までしなかったの?』 と大絶賛。 自分では気づかなかった、新たな自分色の発見。 ・・・・・・・・・・・ 人間、誰しも保守的な面があります。 日常生活のあらゆる面で。 『本当はこんな仕事がしたいんだけど・・・きっと向いてない』 『すてきな服だけど・・・私にはきっと似合わない』 まあ、転職と服選びを同列で扱うのはチト強引ですが(笑) 『自分の中には、どんな色が潜んでいるだろう?』 と考えると、ちょっとドキドキしませんか? 何色になろうとも、大切なのは“輝き”です。 常に輝くように磨いておくこと。 それにはやはり努力が必要でしょう。 魅力的なプロポーションを作るために運動をする。 綺麗な肌を保つために、毎日手入れをする。 良き妻を目指し、料理教室に通う(笑) 小五郎ブログでは何度も書いてますが・・・、 自分を向上させるために行動している女性は、魅力的で輝いています。 自分色を磨きましょう! そして変化を楽しみましょう。 年齢と共に色褪せてゆくなんて・・・ 人生がもったいないです。 ・・・・・・・・・・・・・ ps:更新しました! PC版↓ http://sherry-shu.sakura.ne.jp/kogoro_jyosei/ 携帯版↓ http://sherry-shu.sakura.ne.jp/kogoro_jyosei_mobile/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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