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さあ、大変だ! このままおじさんに、されるがままにしていたら・・・ もしかして・・・ もしかしてっ! 小五郎の心とはウラハラに・・・ わが子五郎が・・・ 大五郎になってしまうかもっ!(笑) いかんっ! それは絶対にいかん! だってだって・・・もしそうなってしまったら・・・ おじさんに対して、 『この先も・・・オッケーっす』 『どーにでもしてくれっす』 っていう大いに誤ったメッセージを与えてしまうではないか! よくTVドラマの濡れ場シーンで、 「口では嫌がっていても・・・カラダは正直だぜ・・・ウヘヘッ・・・」 ってセリフあるでしょ? アレがまじで頭に浮かびましたよ。 そんなことを考えてる間にも、おじさんのフィンガータッチはエスカレート! 『あっ・・・そ、そういうのはじめてだなぁ~』とか 『くっ・・・おじさんのくせになんてソフトなんだ~』とか(笑) で、ついにやばい一撃がきたのです。 『おふっ』 ここで瞬間的に子五郎は中五郎に! いよいよマズイ! あまりの刺激に、僕はとっさに下腹を引っ込め、その拍子に身体が横向きになったのです。 そのときおじさんの頭は、僕の胸あたりにあったのですが・・・ そこで目に飛び込んできたのが! おじさんの薄くなった頭頂部(悲) お店では、ずっと隣に座っていたので気がつかなかったのです。 それを見た瞬間!小五郎は我に返りました。 『考えてみたら、このひと、自分の父親に近いトシじゃん? おいおい・・・そんなオヤジ相手に・・・それはないだろう・・・』 と、はやる中五郎にさとす小五郎。 すると・・・ 体全体に脱力感が・・・ なにやってんだ?オレ・・・ 今度ははっきりと意識の中で、 『たってたまるか!』という強い感情が。 そして・・・ あわや大五郎に向かいかけた中五郎は・・・ 僕の感情に応じるように、おとなしく子五郎に戻ったのです(笑) しばらく続けていたおじさんの手が、止まり・・・ 小さな声でこう言ったのです。 「ちっ、役に立たね~な」・・・と。 ![]() よれよれのくたびれた、僕の白ブリーフでしたが・・・ すんでのところで・・・ けがされることを、まぬがれたのです(笑) ↑はたしてそう言えるのかい?(←読者の声) ・・・・・・・・・・・・・・・・ おじさんはベッドから離れ、床に落ちていたガウンを着て、僕に言いました。 「もう来ないから安心して寝ていいよ。じゃ、おやすみ」 そして部屋を出ていった。 こんな状態で、普通は眠れないと思うでしょ? だがこの時の小五郎、ハナから眠かったのと、精神的&肉体的にヘトヘトになってしまったためか・・・直後に爆睡してました(笑) 翌朝、目を覚まし、服を着ていると、部屋の小さなテーブルの上に一万円札が一枚、置いてありました。 その瞬間・・・眠気が吹き飛んだ! 『この一万円は・・・どういう意味だ?』 『これが報酬? つまりバイト代ってこと?』 『オレは・・・カラダで稼いだのか?(笑)』 そう思うと、なんだか恐ろしくなり、慌ててホテルを飛び出しました。 そこはまったく見覚えのない風景でしたが、とにかく新宿駅方面(であろうという方向)に向かって走り出しました! ホントに走ったんです。 説明できない恐怖心が襲ってきて・・・ とにかく早くホテルから離れたい!っていう一心で! 若いとはいえ、さすがに息が切れて一旦立ち止まり、遠くを見つめると・・・ 見覚えのある交差点の風景が・・・ 「ああぁ」 そこに向かって早足で歩き始めました。 まるで砂漠の中に見つけたオアシスに向かうように(笑) そして・・・ハッキリと目に入ってきたのは・・・ 交差点の・・・ 信号機の向こうにある・・・ 丸井の看板(笑) まるで我が家に帰ってきたような安心感につつまれ、さんざん見慣れた、縦書きの「OIOI」の文字が・・・ 涙でにじみました(笑) 決して大げさではなく、心の底からホッとしたんです。 やっと、現実の世界に戻ってきた・・・。 実家の母の顔を思い浮かべながら・・・ 『大人の世界って・・・こわいよ・・・よくわかんないよ』 と・・・ ポケットの一万円札を握りしめながら(笑) しみじみと思った・・・ 若き日の小五郎でした。 (完) ※このお話は・・・まったくの事実です(笑) ・・・・・・・・・・・・・ 裏サイトも久々に更新しました♪ テーマは・・・「寒い冬こそ外に出ましょう!クールビューティーな○○なコートとともに~♪」 です! どうぞご覧下さいませ(笑) 『そこにいる女神たちへ・・・』 http://kogoro.co/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Nov 17, 2012 01:24:28 AM
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