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2023.01.30
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カテゴリ:遊歩つれづれ


 十年ぶりの寒波到来、冷えが体を壊すそうだから、何も考えずに、ぬくぬくとなまけものをしていればいいのだ。今朝はマイナス七度で見渡す屋根にも霜が降り一面の景色が凍り付いていた。午前七時、ぶるぶるっ!まだマイナス一度で風も冷たい。朝飯を食べ終わると、庭にやってくる訪問者の小鳥の朝食の準備だ。
~ピーピー、ご飯だよ!~
 庭にやってくるハクセキレイの好物のパンくずを餌台におく。ついでに水も入れ替える。どこから見ているのか、つがいの セキレイが、ピピッピピッと、鳴きながらさっと舞いおりてきてパンを啄む。
 ハクセキレイは人懐っこい小鳥で、人間のすぐ横でちょこちょこぴょんぴょんと元気に庭を走り回っている。尾を上下に振りながら愛嬌を振りまいて餌をねだるようなそぶりも見せる時がる。人間を怖がらないので~逃げない鳥~とも呼ばれているそうだ。可愛い奴よ!、
 
~セキレイに 励まされてる 霜の朝~
~ハクセキレイごちそうさまと餌を食べ庭であそぼか凍て空飛ぶか~
 
 てくてくてくてく、寒さに負けてばかりで体が重い、たっぷりと厚着をして散歩に出かることにしよう。寒いのに道端には水仙が頭を擡げていて、もうすぐ可憐な黄色い花を咲かせるつもりなのだろう。花言葉は「自己愛」「うぬぼれ」だそうなので、花を摘んで恋人にプレゼントはできない。
~道端に 水仙ありて 匂いあり~
 凍り付くよな寒さの中で、甘い香りを漂わせて、蝋梅が蝋細工のような薄黄色の花を咲かせていた。春が近いのかな?もう、梅も白い花を咲かせていた。
~梅一輪 一輪ほどの 暖かさ~
 梅が一輪咲いている。それを見ると、一輪ほどのかすかな暖かさが感じられる。松尾芭蕉の弟子の服部嵐雪が詠んだ絶品の句ですね。梅の花が一輪咲くごとに、少しずつ暖かくなっていくという解釈もあるそうだ。
 どちらでも、春を待ち望むいい句には違いない。山道の日陰の道の霜柱を踏んで歩く。
 
~ざくざくと霜柱踏む、足の裏~
~ざくざくと足裏くすぐる霜柱 母と歩いた買い物の道~
 
 凍て空は高く青く澄んでいた。
 
​作:朽木一空​

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最終更新日  2023.01.30 12:41:06
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