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2023.06.14
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カテゴリ:エッセイ


 AUのケータイを持ち始めて21年、途中ガラケーからガラホへ変更したものの、他社への浮気は一切せずAUケータイ一筋に生きてきた。またこの間に親族や友人たちはスマホに切り替え、何度かスマホへの変更を勧められたが、頑としてスマホ乗り換えは拒絶していた。
 もちろん定年退職前であれば、通勤時にネット情報などを利用したいのでスマホに切り替えていたかもしれない。だが定年退職後はほとんど電車の利用もなくなり、家でパソコンの前に座っている時間が長いし、たまに旅行に出たときはタブレットのWIFIを利用するのでスマホの出番はほとんどないからである。

 ところがこの度、急にガラホからスマホへ変更する気になってしまった。それはスマホの機能が必要だからではなく、スマホのほうが利用料金が圧倒的に安いことに気付いたからである。もちろん大手キャリアAUでのスマホ切り替えでは安くなるはずがない。実は雨後の筍ほどある『格安スマホ』と呼ばれるキャリアを利用すれば、スマホを安く使えることが分かったのである。いろいろ調べた結果、一番安いのは月額290円のHISモバイルだったのだが、総合的なコスパの良さを勘案してOCNモバイルの550円コースを選択することにした。これでも現在使っているガラホの1/3程度の価格という超破格廉価なのだから驚いてしまうだろう。

 だが格安スマホでは大手キャリアのように、店舗内で手取り足取り丁寧に教えてはくれない。電話での相談は可能だが、インターネットでの手続きが原則で、端末へのSIMカードのセッテングや初期設定などは全て自分でやることになる。これらの手続きは簡単そうに記載されているが、実際にはなかなか面倒な曲者なのだ。少なくともインターネットが使える環境と、折れない心と粘り強さは必須であろう。私の場合は、現在ガラホで使っている「カメラと電話とメール機能」だけが使えればよいので、とりあえずその最低限の設定を目標に手続きを進めてみた。

 まずはじめに現在ガラホを使用しているAUに電話をかけて『MNP予約番号を取得』しなければならない。これは簡単に言えば、現在AUで使っている電話番号を引き続き他社でも使えるようにする手続きである。オペレーターに繋がったら、「他社に乗り換える旨とMNP予約番号を取得したい旨」を告げ、解約時の注意点などを聞いて手続きは完了。その後、MNP予約番号がSMSで送られてくるので記録しておく。なお別途AUへの解約手続きは不要で、他社での乗り換え手続きが完了した時点で自動的に解約されることになる。

 その後、乗り換え先のOCNにインターネットで乗り換えを申し込むのだが、この時必要なものがクレジットカード、免許証の写真、MNP予約番号(有効期限までの残日数12日以上)の三点セットである。さらにOCNの場合はOCNアカウントの新規作成、dアカウントの新規作成、gooアカウントの新規作成など、アカウント設定三点セットも必要になるのだから面倒くさい。

 そして申し込んでから約1週間後にOCNで購入したスマホ本体とSIMカードが届いた。ところがそれからが、また大変だったのである。まずは本体のカバーを外して、本体横にあるSIMトレイホールにSIMピンを差し込みSIMトレイを引き出す。そしてそのトレイの中に、届いたSIMカードと事前にアマゾンで購入したmicroSDカードをセットし、トレイを本体に差し込む作業から始まる。
 だがこの後の作業は本体を起動させなければ出来ない。うっかりしていたのだが、実はスマホ本体には、ケータイと違って充電器が付属されていないのだった。そのうえ最近のスマホの充電コネクターは、従来のmicroUSBではなくUSB Type-Cにチェンジされていたのである。従って今までガラホで使っていた充電器は使えない。それで慌てて100円ショップに走り、USB Type-Cタイプの充電用コードを購入することになった。そしてしばらく充電し、やっと本体が動き始めたのだが、ここから先がまた苦痛の連続だったのである。

 本体が立ち上がったら、まずセキュリティ確保のためPINと呼ばれる暗証番号(パスワードや指紋認証などの方法もある)を登録し、スマホの初期設定作業をはじめることになる。それから最低限「Wi-Fi設定」、「画面の表示(明るさ・アプリ表示のサイズ等)の設定」、「Googleアカウントの設定」、「メールアカウントの設定」、「メールアドレスと電話帳の作成(ガラホからの引継ぎも出来ないことはないのだが、かなり複雑な作業となるため、入力し直したほうが速いかも)」などの作業を行わなくてはならない。
 さてこれではまだ不十分で、電話やメールの着信音の設定も忘れてはならない。ところが私が購入した本体『moto g32』には、標準添付されている着信メロディーが殆ど無い。それでGoogle Play ストアで着メロアプリをダウンロードしなくてはならなかった。そして電話やメールなどのアプリを立ち上げて着メロ登録するのだが、その登録方法がよく分からないのだ。

 それに着メロ登録だけではなく、基本設定などについても、スマホの入門書やインターネットで調べてもよく分からないことが多過ぎる。つまりOSのバージョンが異なるたびに操作方法などが変更されているし、たとえ同じバージョンでも機種によって微妙に異なる表記になっているからである。これは柔軟に対処できない初心者にとっては非常に辛い物語と言ってよいだろう。
 それであるときはOCNのチャットで聞き、またあるときはOCNの別セクションに電話で質問したりした。ただ彼らにもよく分からなかったり、なぜか知っていても教えたがらないこともあり、本体の製造元であるモトローラ社や関係会社のドコモなどへも電話をかけまくった。しかしこれで全てが解決したわけではなく、未だにペンディングになっている事項もある。

 さてこれで最低限の電話・メール・インターネットに関する設定作業は終了したのだが、やはりせっかくスマホを持ったのだから、いくつかのアプリはインストールしたくなるのが人情であろう。それでGoogle Play ストアから次の6個のソフトを追加でダウンロードすることにした。 
『囲碁対局ソフト』、『アマゾン・Kindle』、『Sony Reader』、『青空文庫リーダー』、『乗換案内』、『LINE』

 これだけではスマホの活用として、まだまだ不十分だと思うが、そもそも電話・メール、そしてたまにインターネットができればよいという条件でスマホに乗り換えたのだから、これでも全く文句はないのだ。ただ現在使い始めて2週間経過したのだが、私にとってはスマホよりガラホのほうが断然使い易かった。とにかくガラホは小さくて軽いのでまさに「携帯」だし、電話としても手に馴染んで使い易い。またメールや電話が着信すれば、着信を知らせるランプが点滅する機能がはじめから設定されていたので分かり易かった。
 ただスマホに替えて利用料金の大幅低減は達成したことだし、すでにもう後戻り出来ないことだけは確かである。それにしても、やれやれ本当に疲れた・疲れた・疲れたよ……。

​作:蔵研人​


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最終更新日  2023.06.14 10:23:39
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