「ドイツ5日目 GOMAプロジェクト国際協議会 ニュルンベルグ」 雪
2月13日 昨日までとは打って変わって朝からどんよりとした空模様。少し雪も舞っている感じ。(雪が降り始めたニュルンベルグ)今日からは会場をメッセに移して、FAO,IFOAM,Unctad主催の、Gloval Organic Market Access(GOMA) in 2012 の国際協議会が開催された。メッセまで地の利もないので、タクシーで行くことになった。(ニュルンベルグのトルコ人女性タクシードライバー)乗ってみると運転手が女性で、しかもトルコからの出稼ぎということで、同乗のアジアの友人たちも複雑な心境になったよう。会場は、メッセ東側の会議室塔で、各国の街の名前が会議室に振られていて我々は上海会議室を使用。ちなみに日本の都市名が付いた会議室もありやはり「東京」でした。(真中が巨大な吹きぬけになっていて高所恐怖症の人にはつらい)「2012年GOMA国際協議会」は世界各国から百数十人が集まっての盛大な協議会でした。(昨年の韓国で選出されたIFOAMの新しい理事長アンドレの開会のあいさつ)午前中は、これまでの経緯と現時点、今後十年後を据えて抱える問題点、などの発表。ランチの時間には外は雪が本降りになっていて一面雪化粧となりそうな予感。(オーガニック食材を使ったランチ)(ランチにも並ぶオーガニックビール。さすがドイツ!!)(会場から望む景色と本降りになってきた雪)午後は、各地域(EU、東アフリカ、大洋地域、北米、南米、アジア)ごとのオーガニック標準の共有に関する取り組みについての発表があり、われらアジア地域は、昨日採択された「アジア地域オーガニック標準」について発表し、他地域の参加者より祝福の喝采を頂いた。今後の目標は、さらにこの地域ごとの標準を全世界レベルに広げていくことにあるようです。実際には、その運用に関してまだまだ問題は山積しているのだけれど、参加者だけでなく、多くの人に理解を得られるようなオーガニック標準の制定に努めていく必要があると思いました。夜は、ホテルの近所でホテルのレセプションのお勧め「豚の肩肉料理」を堪能。とても美味しかった。(豚の肩肉料理、つけあわせの円球ポテトがふわふわでおいしい)