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テーマ:温泉旅館(4979)
カテゴリ:新潟のお店
日~月にかけて、一家で新発田市(旧豊浦町)月岡温泉の
白玉の湯 泉慶に行ってまいりました。 月岡温泉って言えば、競馬好きの方は割となじみがあるんじゃないでしょーかね。 中央競馬の新潟開催(←こういう言い方でいいんですよね。競馬はよーわからん)の折に、 月岡温泉に泊まって競馬観戦する人が多いようだし。 (新潟競馬場から割と近いのです) で、泉質も非常によく「美人になる湯」として有名。 そんで、今回、私たちが訪れた泉慶は1年半くらい前に、 今はなき「ニッポン旅×旅ショー(どっちの料理ショーの後番組)」の “温泉に入ってキレイになる”対決の回で、 華道家の假屋崎省吾さんが最後の肌年齢チェック直前に、 エステしてコラーゲンたっぷりのお昼ごはん食べた宿です。 (って、かなり前の放送なので覚えてる人も少ないでしょうが) 最後の肌年齢チェックで劇的に若返って、 無事、勝利したと記憶しとります。 ・・・まぁ、フェイスエステやった直後に肌年齢測ったら、 ある程度は若返ってるのって当たり前だと思うけど。 (直後は水分たっぷりで、時間が経つにつれて乾燥してくんだもん←冷静ですんません) そのよーな冷静な判断を加味したとしても、 ここんちのお風呂はホントにとってもいいお湯で、 お肌つるっつるになります。 もー、滞在中5回も入っちまいましたよ。 ちなみに姉妹旅館(と言うんでしょうか?)の白玉の湯 華鳳(←こっちの方が高級)の お風呂も割と最近入ったのだけど、これがまた極楽・最高に気持ち良いお風呂です。 (泉慶も華鳳も源泉は同じ、たしか) とゆーことで、 ここは風呂入ってさらに美人になろうとしている図などを ご覧いただきたいところですが、 それでは主旨の違うブログになってしまいますので、 ここんちで食べた夕ごはんをご紹介しましょう。 なんかね、ちまちまといろんなものが盛り込まれた 女子好みのかわいらしいお料理でしたよ。 お品書きにもひと工夫あったし、好感が持てました。 とゆーわけで、夕ごはんはお庭の眺めも良いお食事処で。 テーブルはこんな感じでセッティングされとりました。 なんだか色合いがかわいらしいでしょ。 右のちっちゃなグラスは、 ~乾杯~ オリジナルカクテル“スプリングサンライズ”。 (お品書きにお料理タイトルと内容が書いてあったのだけど、 それがなかなか面白かったので、そのまま書き記します) 「赤ワインにシロップ混ぜたものby仲居さん」だそうです。 で、左側のカクテルグラスに入ってる奴は、 ~朝日とともに~ 黒豆羽二重紅白利休羹 金箔熨斗梅(のしうめ) 薄氷 自家製のごま豆腐になんやかやのっけたものです。 んで、まん中のお皿は、 ~春夏秋冬~ 旬菜 山海里 新潟ならではの酒肴 旬喜楽(←食事処の名前)謹製前菜 幸運のお野菜と新春の一皿です。 書いてあるとおり、野菜やら魚やらいろいろです。 (詳しいこと忘れちゃった) カゴのような器の奥に金柑の甘露煮があるの分かりますかね? 私、初めて食べましたが、大人な味でなかなかうまかったです。 で、お造りの登場。 ~波の音~ 佐渡・粟島の恵み 本日入荷の新鮮なお造り すこしずつの取り合わせ、日本海の香りをのせて です。 とにかく、マグロやら海老やら白身のお魚やらカラスミやらたこやら、 ほんとに「すこしずつの取り合わせ」です。 もー、ほんとにちっちゃく切ってあるんですよ。 「板さん、手先が器用選手権に出られるんじゃない?」ってくらいに。 いろいろ食べられて楽しくはあるのだけれど。 氷の上にあるちっちゃい赤丸は、マイクロトマト。 「昔ながらのすっぱい味のするトマトby仲居さん」だそうです。 そんで、氷に四角いピンク色の奴が混じってるの分かりますかね? これ、寒天です。これも食べられます(甘い味がする)。 そうそう、ツマも凝ってるんですよ。 シソ巻きの後ろ(中央奥)あたりに透明なちぢれ麺みたいな奴があるの分かりますかね? ・・・氷と同化して分からないだろーなー。 まぁ、とにかくそのようなものがあって、 食べるとコリコリとゆーか、パリパリとゆーか、 不思議な食感でなかなかうまいんですわ。 で、私は見たことも 食べたこともなかったんですが、海草だそうです。 「うちの板さんは珍しいもの出すのが好きなんですby仲居さん」とのことです。 そーだ、そーだ。 予めテーブルにセッティングされてたものに、 このよーなものもありました。 ~優しい風~ 特選越後もちロースと自家製摘み入れの常夜仕立て 県内産木の子とお野菜をあたたかいサラダ感覚で 甘味の増した冬野菜を“旬喜楽風”にお召し上がりください です。 上の写真の具をお出汁の入った鍋に投入して食します。 (要するに鍋です) 薄くむいた大根やらにんじんやら、セリなどのちょっとクセモノ野菜やら、 お野菜たーっぷり!しゃきしゃきしててまさに「あたたかいサラダ感覚」。 おいしかったー! 豆もやしをお鍋でいただいたのは初めてだったのだけど、 おいしいもんですねー。 家でマネしてみようと思いました。 で、はぐはぐと鍋食べてると、次のお料理が登場。 ~至福の時~ 近海産車海老と真烏賊のグリル 森の味覚 ココット煮込み 雪に見立てた林檎とアルファルファ 清流のプチリーフ だそーです。 これもお造りに負けず劣らず、 ちまちまといろんなモノがてんこ盛りです。 エビとイカの間にある色とりどりの丸い奴と、 なんだか細長い奴は、ドライ野菜です。 ・・・これが「森の味覚」なんだろーな、たぶん。 ってことは、「清流のプチリーフ」っつーのがホタテなんだろーか・・・。 いや、「森の味覚ココット煮込み」でココットを示し、 「清流のプチリーフ」はドライ野菜か・・・。 などと悩んでる間に、次の料理が登場。 ~美しい夕日~ 汲みあげ湯葉と甘鯛の羽衣蒸し 小さな春を添えて 柚子釜をまるごと蒸しちゃった料理もはじめてだったかも。 「小さな春」ってのはアオサのことかなー、たぶん。 そんで、揚げ物が登場。 ~輝く月~ ヤスタヨーグルトフロマージュあられ揚げと 山北産白身魚の白扇揚げ 笹川流れ海のお塩 かぼす これもちまちまと、さまざまな揚げ物が(笑)。 そうそう、飲むヨーグルトで有名なヤスダヨーグルトは 月岡温泉の割とそばにあります。 なんか野菜や肉・魚だけでなく、 いろんな分野で地物を使ってるんだなーと、ちょっと感心。 しかし、ヤスダヨーグルトにチーズがあるなんて知らなかったーなー。 で、ごはんの登場です。 ~想い出~ 新発田産厳選米と懐かしいおばんざい 越後味噌仕立てお椀 香の物 ごはんと一緒にお漬物だけでなく、 ちょっとしたおかずが一品出てくるって、なんだかうれしい。 懐かしいおばんざいは煮ざかな。 ホントに、家で食べるような素朴な味でうまかったです。 さて、最後はデザート。 ~永遠~ 和三盆の淡雪カフェとフレッシュベリー“雪の妖精” デザートは果物ってところも多いけど(それはそれで美味しければ良し)、 やっぱデザートらしいデザートが出てくるのはうれしい。 飲み物はお茶とコーヒーと選択できました。 そんなとこも気がきいてるよね。 (温泉旅館ではなかなかないんじゃないかと思う) 以上で夕ごはんは終了。 いろんな工夫があって、とっても楽しくお食事できました。 こんなちまちまとかわいらしいお料理をつくる板長さんって、 どんな人なのかなー。 会ってみたい気がいたします。 ■今回、訪れた泉慶はこちら。 白玉の湯 泉慶 ■姉妹旅館(?)の華鳳はこちら。 白玉の湯 華鳳 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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