カテゴリ:自己啓発、自分磨き!?
今週も土本先生です。
講義の前に、運営の仕方?(詳しいことは不明)でスタッフ (同じ司法書士で研修の企画、運営をしていただいている方々) を怒鳴っていて、開始が15分遅れ、会場に微妙な緊張感が漂いました。 講師の方に気持ちよく話してもらうために 演壇、椅子、黒板などに気を使うことは とても大事なことだな~と妙なことに納得しました。 さて、今回も裁判員制度の話でした。 研修の第1回でもかなりの時間を使って話がありましたので、 現場では大変なインパクトで捉えられているようです。 講義はとても格調高く、 そもそも日本人の国民性として裁判員制度はなじむのか? というところから始まりました。 ヨーロッパやアメリカでは、国民内部からの切実な要求として 現在の法律や裁判制度があるのだが、 日本の今回の裁判員制度、 一体どれだけの国民がその導入を望んだのか、 また上からのお仕着せのものになってしまうのではないか? 裁判員が関わる事件も凶悪犯に限られているので、 下す判決が死刑とか無期懲役であれば、 素人の方には非常に荷が重いのではないか? 良いところをあげるとすれば、 裁判に市民感覚が取り込まれ、 裁判官の慣れによる緊張感の欠如がなくなるのではないかとのこと。 う~ん、こんなに簡単ではなかったですが、 私の理解はこんな感じです。 今の試算ですと1年間に330人~660人に1人が 裁判員候補者として裁判所から呼ばれることになり、 結構な確率だな~と思います。 施行まであと約4年、裁判が身近なものになるのか? 非常に考えさせられる講義でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Aug 1, 2005 09:21:51 PM
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