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カテゴリ:気持ち・自分の気持ち・人への気持ち
カドガワコミックス
「そらのおとしもの」1~ 初版は2007年9月 最近アニメーションにもなり、DVDも出ています。 時々、不思議な夢をみる主人公 桜井智樹。幼なじみのガールフレンド 見月そはらは心配のあまり、新大陸発見部部長の守形(すがた)に相談をしにいく。が、学校一の変わり者の相談したところで 、解決するわけでもなく、なにやら意味不明な現象と関連づけられ何故か「今夜12時、街の上空に新大陸が通過するから見に行こう」と誘われる。その話に、ガールフレンドのそはらも見に行くといいだす。その夜、言い出した守形も、そはらも来ないので智樹は一人ぼっちでまちぼうけ。そして問題の12時、智樹の頭上を謎の大陸が通過と同時に、上空から女の子が落下、さらに多数の石柱らしきものも落下してくる。 女の子を助けようと走る智樹。しかし、助けられたのは智樹の方で、空に浮いていた。女の子は何者? と書くと内容はすごいSFっぽいけど、主人公智樹は、かなりおバカでスケベ。幼なじみの見月そはらは、事あるごとに殺人チョップを智樹に見舞う。智樹を振り回すトラブルメーカーの新大陸発見部?の先輩、そして、なぞの女の子イカロスが繰り広げる、ギャグとバカエロとラブコメとSFの融合漫画?。 根底はSFなのに日常がドタバタギャグってのも、面白い。未知の機械を知らぬ間に使って馬鹿騒ぎを引き起こす智樹。その騒ぎの結末がまた、馬鹿馬鹿しい。どうやら智樹の感性に反応したらしいのだが。 時折、ハードなSFの部分が現れたりと、そのギャップが面白い。 イカロスの正体は未確認生物、愛玩用エンジェロイド。その背中には羽根がある。何も知らない純真無垢なイカロスは智樹をマスターと呼び、暮らす事になるのだが、イカロスに何やら秘密が。また、イカロスが智樹の家に居候を始めたことで、幼なじみのそはらは、なんだかもやもやと。 以後、2巻以降に続く。 マスター智樹を喜ばすためにその願いを叶える未確認生物イカロス。智樹が軽く口にした「世界制服」という言葉に、イカロスは智樹を除く人類を、世界から消滅させ、智のに従う新たな人類をつくりだそうとしてしまう。 イカロスは、マスターの願いに応えただけで、悪意は無い。命令された事に取り消しは無く、必ず実行される。ただ、イカロスは命令された事を実行するだけ。智樹は夢であってくれと願うしかない。その願いはイカロスにより叶えられ、元の世界に戻る。と、同時に、不思議な道具も夢となり、智樹の目の前にはイカロスがいた。 イカロスは智樹に尋ねる。私も夢でいたほうがいいですか?と。 なんだか「ドラえもん」的だが「ドラえもん」とは全く違うSF。 福引きで一等を機械で当てるのはドラえもん的だが、その後はドタバタラブコメになったりとおかしな展開に。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.02.15 10:10:59
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