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NIKKEI NETより抜粋。
公立小学校に通う児童1人当たりの学習塾費が昨年度は年間平均約5万8000円と調査の2年前に比べ14.4%も増えたことが15日、文部科学省がまとめた調査(隔年実施)の結果わかった。家庭教師費も約1万2000円で同47.9%の大幅増。「ゆとり教育」導入に伴う親の学力低下不安を反映したほか、私立中学の受験熱が高まっていることが背景にある。 調査は私立小を除く幼稚園から高校(全日制)まで計950校の児童・生徒ら2万1600人の保護者を対象にした。 学習塾費は中学も公立は約17万5000円で同8.5%、私立は約12万2000円で同15.6%の高い伸び。幼稚園と公立高では減少した。 公立小中学生の学習塾費は1994年度の調査開始以来、最高額。文科省は「月謝が高い個別指導の学習塾や、小学校では英語塾に通う子が増えているのでは」(教育課程課)と推測。「1人当たりの支払額は増えているが、児童・生徒全体の通塾率は上がっていない」(同)とする。 家庭教師費は通信教育のための支出も含んでおり、同省は通信添削の利用が増えたとみている。 -------- 「ゆとり教育」導入に伴う親の学力低下不安が、 家庭教師費増加に影響を与えているんですね。 ・・・ 長年、夫婦二人で塾を経営していた人が とうとう辞めることにしたと連絡がありました。 学業そのものの指導よりも、子供からの相談対応、 私生活への介入が多くてほとほとくたびれたから・・と。 共働きが多いので、ちょっと相談をしたくても 両親はすぐにそばにいない、塾の先生が一番の相談相手。 メール、電話などによる塾の先生にとっては時間外にも おかまいなしに子供は問いかけてくる。 おまけに、非行に走らないような気配りや、 メンタル面の心配など・・親しくなればほとんど親同然。 他人の子供だからといって手を抜けないので 出来る限りきめ細かく子供に付き合ってきたけれど だんだん、本来の使命以外のことのほうが比重が増えて 自分達の生活が脅かされるのではないかと感じるほどに。 ・・・切ない気持がしてきました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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