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きょういく ユースフル! ~ 僕は触媒になりたい ~

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2010年12月12日
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カテゴリ:特別支援教育

特別支援教育士(SENS)の試験まで、
あと1週間となりました。

特別支援教育関係で、今まで勉強してきたことを
振り返っていきます。


教師とスクールカウンセラーのためのやさしい精神医学(1)
 (LD・広汎性発達障害・ADHD

(森俊夫、ほんの森出版、2006、2100円)

この本の読書メモは、今日で第3回。

今回は、第3章。
「広汎性発達障害(PDD)」についてです。

================================
『教師とスクールカウンセラーのためのやさしい精神医学(1)』読書メモ3
(p42~67「第3章」より。)

1.自閉的傾向

広汎性発達障害(PDD)

 :自閉症スペクトラム障害(ASD)

 ・DSM-IVにおける<自閉性障害>の診断基準のうち、
  少なくとも(1)と(3)が該当。

  (1)対人的相互反応における質的な障害 ※量ではなく質の部分の障害

     ・非言語的なやりとり、および、
      人(自分も含めて)の「気持ち」を把握し表現することの困難

  (2)コミュニケーションの質的な障害

     ・言葉の発達の遅れ、「オウム返し」(「反響言語」)等

  (3)行動、興味、活動の限定された反復的で常同的な様式

     ・非常に強いこだわりがある

・ 何らかの目的のために人とかかわることはできるが、
  (「道具的相互反応」)
 人と一緒にいること自体を楽しみ、
 その楽しさや充実感の体験を相手と共有すること
 (「体験共有的相互反応」)が難しい

 ★でも、真の「仲間関係」を築くためには、
   この「体験共有的相互反応」が不可欠!

2.自閉性障害

・情緒障害児通級学級井上薫先生の話

  「自閉症圏のお子さんの中に、授業中教室から飛び出していく子がいる。

   追いかけながら「止まれ!」と叫んではいけない。

   彼らは走っている最中に「止まれ」と言われると、
   「止まれ」という言葉の意味を「走れ」だと思い込んでしまう。

   だから、走って追いつき、抱きしめて止める。
   そして「止まれ」と優しく言う。

   止めてから「止まれ」。そうすると「止まれ」の意味を正しく覚えてくれる。」

・DSM-IVでは、ADHDと自閉性障害の重複を認めていない。

 ADHDの診断は付けずに、自閉性障害を優先させる。

3.のアスペルガーについては今回は略します。

(第3章「広汎性発達障害(PDD)」より)
================================

第4章は「PDDへの新しい取り組み―療育プログラムRDIへの誘い」
です。

いよいよ、第4章は、障害への「具体的な手立て」の部分に入っていきます。

そこが一番、肝心な部分ですよね。

 

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最終更新日  2010年12月12日 20時53分54秒
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