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カテゴリ:考え方
昨日の本に続いて、本の紹介です。
『億万長者 専門学校 実践編』【電子書籍版】 [ クリス 岡崎 ] (※紙版は絶版) この本も、タイトルだけ見ると、お金持ちになるための方法が書いてある、お金儲けの本かと思ってしまいますが、そうではありません。 人生の成長戦略のことが書いてある本です。 本質的なことが分かりやすく、ユーモアたっぷりに、元気な口語体で書かれていて、かなりおすすめできます。 たとえば、本書の「自分の市場価値」の章には、次のことが書かれていました。 ・自分と違うタイプの「成功者」のマネを続けると、だんだん苦しくなってきたり、成功するにも時間がかかってしまう ・「自分のキャラクターと近い成功者」のまねをしている場合はOK (p87) 自分のキャラに合ったことをするって、かなり大事だと思います。 人を指導するときにも、相手に合わせたやり方でないと、成長につながりません。 まずは、キャラクター(特性)の把握です。 この本には、「自分のキャラクターを見つける6つの質問」も載っていました。(p90-91) 僕は「タレントタイプ」でした。 タレントタイプは、「感動」することが大好き。 楽しいこととか、新しいことが大好き。 細かいことは大嫌い。 束縛されるのは大嫌い。 とにかく自由でありたい。 (p92) まったくその通り。 僕にぴったり当てはまっています。 ただ、本書によれば、好きなことと得意なことは違う、ということです。 たしかに。 好きなことでも、得意ではないことって、ありますものね。 得意なことの診断も本書でできるので、興味がある人は、読んでもらえたらと思います。 本書がスバラシイと思うのは、こういった「診断」の対象をまずは自分に向けた後で、相手に目を向けさせようとしているところ。 自分に好きなことや得意なことがあるように、相手にも、好きなことや得意なことがあるのです。 そして、自分の好きと得意を相手におしつけるより、相手の好きと得意に合わせることが大事であることが説かれているのです。 特に「学校の先生」には、このあたりをしっかりとふまえて、子どもたちに向き合ってほしいと思います。 本書では学校での先生と生徒の関係も事例として出てきます。 結局、それが、商売における極意とも、通底しているのです。 第5章「マーケットのとらえ方」には、次のことが書かれています。 ・これからのビジネスはね 「ASK→FIND→GIVE」じゃなきゃダメ。 つまり、「聞いて、探して、お届けします」が基本なんだ。 「自分が売りたいものを売る」だと、 「MAKE→SELL」になっちゃう。 これじゃあ顧客にニーズを満たしてないし、売れない。 (p378) 本書の読書メモ、明日に続きます。 本書の著者はかなり「感情」を重視しているので、明日は「感情」にスポットを当てます! ではまた明日! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.03.29 07:25:36
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