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2009年05月23日
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カテゴリ:歴史の旅

ラストにback numberを追加しました。

ミイラの容器(棺)の紹介です。
古代エジプトのミイラと棺 2 (容器)

​​サルコファガス(sarcophagus)

ウイーン美術史美術館のエジプト展示コーナーから

御影石の石棺


サルコファガス(sarcophagus)
ミイラの話は前回しましたが・・。
ミイラの収められていた容器がサルコファガス(sarcophagus)です。石棺全般をさして使用されます。

古初期のミイラは、樹脂に浸した包帯で遺体を巻いただけのものであったようですが、そのミイラには生前の姿(顔)のマスクがとりつけられ、棺に入れられていました。

中王国以降その棺は、人型棺と呼ばれ、通常は2重で構成されていたそうです。
※ 特に一番目の人型の棺(ひつぎ)がコフィンと呼ばれたらしい。コフィンには死者の書が描かれている事も。
※ ツタンカーメン王の場合は4重の木製金張りの逗子と珪岩製の石棺、3重の人型棺で特別多く、身分で例外はあるのでしょう・・

最初の一つの棺は埋葬者の日常着ていた服装で描かれ、外側の棺は華やかに彩色された「ミイラ型」と呼ばれる独特な表現で、多数の象徴的な図で装飾された屍衣に包まれていたようです。
各美術館に眠っているそれらは、絵画的に見ても非常に芸術性が高く素晴らしい物? 芸術作品? 棺と言えど、もはや貴重な美術品として存在しています。
※ 死者の書、コフィンテキストについては以下に
リンク ​「死者の書」とカノプス​

下はルーブル美術館と大英博物館の所蔵の棺ですが、時代はわかりません。とりあえずその芸術性を見てください。木棺と金貼り棺なので、ぎりぎり末期王朝以前だと思います。

ルーブル美術館所蔵の木棺





上は全てフランス、ルーブル美術館所蔵の木棺

人型でないのもある下はホルス(Horus)神

古代エジプトでホルスは王。ファラオはホルスの化身ととらえられていたらしい。
黄金の棺


大法官イメネミネットのサルコファージュBC7(木棺)​​ ロンドンの大英博物館

古代エジプト棺(大英博物館)F
ロンドンの大英博物館
エジプト、大英博物館の棺 1G
木棺

つづく・・リンク ​古代エジプトのミイラと棺 3 (カルトナージュ)

Back number
リンク ​古代エジプトのミイラと棺 1
    古代エジプトのミイラと棺 2 (容器)
リンク ​古代エジプトのミイラと棺 3 (カルトナージュ)

リンク ​「死者の書」とカノプス​






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Last updated  2022年03月15日 19時44分45秒
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