|
テーマ:ドラマを評価しよう!!!(88)
カテゴリ:CXドラマ
言語障害になると話すことを恐れる。そうなると話せるのに話さなくなり、悪い方向に進んでいくんですが、遥斗が亜也のことが本当に好きだから覚悟を決めてどんなに遅く話しても、それによって電話にやり取りできなくても、遥斗は亜也のところまで行って聞く。それにより亜也は話すことを恐れずに話すことが出来る。心の和む話ですね。感動要素はあまりなかったけど、ためになるような内容だった。
亜也は養護学校に通う。親は不安でたまらないが、亜也を信じることを誓う。養護学校に通う関係で亜也は家族と離れて生活する。いつでもやり取りできるように携帯が渡される。養護学校では同じ病気で進行が先に進んでいる及川と同部屋になる。同じ病気の人と同部屋になると同じ苦しみが分かるという利点はあるけど、及川のほうが進行が先に行っている関係で、亜也が将来的にどうなるのかというのを見つめながら生活しなければならない。私が考えるに大抵の病気だったら同部屋のほうがいいと思いますが、この脊髄小脳変性症は直るわけではなく、確実に病気は進行していく。病気は個々によって違うわけなんですが…これに関しては…。なので同部屋は避けるべきだったと考えますね。現に同部屋になって目の当たりにした結果、歩けなくなる恐怖を植えつけることになった。電動車いすがあるのに使わずに歩くことによって、養護学校で出来ることも出来なくなってしまう。これは諦めるところはあきらめて出来ることをやらないと時間がもったいない。 遥斗の父は遥斗にどれだけの覚悟があるか問う。しかし決して亜也と接することを否定しなかった。遥斗も人間として素晴らしいが父も素晴らしい。相手を思い、傷つけないように思うことが相手を強く傷つけることがある。一緒に傷つく覚悟がなければ姿を消したほうが良い。子を思う父とすれば障害者と付き合うことに強く反対するであろう。付き合うことによって相当の自己犠牲を強いられる。だが遥斗の父は否定しなかった。遥斗の心を透かしたように… 遥斗は亜也をデートに誘い、水族館へ行く。そのとき遥斗は及川と会う。表情を見る限りまだこのときは覚悟が決まってなかったなと。水族館ではいるかを見て遠く離れてもコミュニケーションが取れればと願う亜也だった。そこで言語障害の症状が現れ、亜也はショックを受ける。遥斗に言わず、必死に言語障害が出たことを隠していた。バスに乗り遅れ、雨が降る。車椅子が溝にはまるなどのハプニングがありながら、車で迎えに来てもらい、亜也を家に送ることが出来た。潮香は遥斗に怒る。今の亜也には些細なことでも取り返しのつかないことになる。亜也との電話も聞きづらく、亜也は昔のようには行かないと過去を懐かしみ、失望している。 ここで亜湖の話を触れておく、亜也のように真面目ではなく、勉強が出来るわけではない。しかし亜也の夢を自分が変わりに叶えたい。何もしないでいることが嫌だと。そして亜湖は亜也が元通っていた高校に合格する。亜湖は亜也のことを思っていて何で病気が亜也を選んだのか。今でも割り切れないものがあった。亜也は亜湖の卒業する姿を…見ることが出来るのであろうか?何ともいえないな! ついに遥斗は覚悟を決める。亜也への告白!遥斗の言葉で亜也の笑顔が耐えずに済んだ。伝えたい気持ち・聞く気持ちがあればたとえ話すことが出来なくても伝わる。私も経験がありますよ。日本語に通じない人へのコミュニケーションの取り方もこれに当てはまる。 次回のことは置いておいて、楽天ブログはこのクールが終わったくらいからヤフーブログと内容を微妙に変えたいという私の考えがあり、このブログでは議題になるようなネタがあればそれをテーマにしたいなと考えている。そこで 「脊髄小脳変性症の患者を養護学校ないし病院などで同部屋にすることに対してどう思うか?」 この回だけこの部分に関してのみ内容を変えます。 ブログの繁栄につながるので宜しければクリックしてください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[CXドラマ] カテゴリの最新記事
遥斗の人間の大きさを感じる回でした。彼もアヤによって成長してきたわけですが、
今日は最終的に亜矢がまた前向きに生きていくための手助けをしました。 そこに感動します。 同病の少女を同室に。。。と言う所は、始めは私も良くないなと思いました。 (自分のブログにもそう書いてしまいました--;) しかし、この事で、亜矢は障害をきちんと受け入れても 前向きに生きる、と言う事になったのかも知れない、と今は思い直しています。 (2005/12/07 12:48:16 AM)
くうふう3さんへ
前々から遥斗の人間の大きさを感じてました。亜也に対する接し方が素晴らしい。感動要素に関してはそれほど大きくなく、むしろ中身の深さをこの回で感じた。同室の件は亜也だったから前向きに生きることが出来たと考え、亜也のように強い人間ばかりではない。そう考えてしまうと肯定的に捉えることができない。いずれにしてもこれを考えるだけでも深いです。 (2005/12/07 01:03:48 AM)
私も同病の人同士が同室には??です。
私は遺伝性の脊髄小脳変性症ですので 母も同病でした。母は遺伝の事を知るのを嫌がってましたから生きてるときは遺伝の検査をしませんでした。 死んでから検査をしてわかったのですが 今母や親戚と同じ経過ですから 自分もあれぐらいでああなるのやなぁ って思い嫌です 主人公の彼女も同じだと思います。由美子 (2005/12/07 02:33:52 PM)
むずかしい問題ですね。実際の養護学校ではどのようにしてらっしゃるんだろ?
自分の意思で医学部への進学を決めた遥斗。 これでやっとお兄さんの事をふっ切れるのかなぁ・・・ (2005/12/07 04:54:58 PM)
今回の遥斗の台詞を「粉雪」の歌詞と重ねる演出はすごいと思いませんでした?
(2005/12/07 09:10:41 PM)
由美子☆彡さんへ
私は障害とは現時点では無縁ですから想像でしか書けませんが、やはり未来の症状を見るのは…。こういうことは自分で決めれればいいんですけどね。自分が嫌であれば同部屋になることを拒否する。それを受けいられるならば… (2005/12/07 09:23:54 PM)
まこさんへ
実際はどうなっているかは分からないですね。養護学校に行った経験はありません。介護実習も理系分野であるけど、専門とは違うので。 遥斗は亜也のことだけでなく亡くなった兄のことも考えて覚悟を決めたんですね。この覚悟は重いね。 (2005/12/07 09:27:33 PM)
くぶくりんさんへ
そうですね。そういえば「頼りない」という言葉が耳に残っていました。いい演出だと思いますよ。 (2005/12/07 09:31:26 PM)
私たちの病気は大脳には影響無いので主人公の彼女にも選ぶ選択も欲しいし 先輩の彼女にも色々な気持があるやろうから 難しいです でもお互いあの年齢なのだから選ぶ 権利あっても良いと思います。
由美子 (2005/12/08 03:30:21 PM)
由美子☆さんへ
病気は体を直すだけでは直ったとは言えない。心も直さなければならない。そのためには患者の主張を聞いて繁栄されるような世界でなければならない。 (2005/12/09 12:59:56 PM)
うしと申します。よろしくお願いします。
この設定は、現実的にはあり得ないと思います。「脊髄小脳変性症」の若年型自体、非常にめずらしく、しかもそのうちでも亜也さんのように進行の早いのもほとんどなく、そういう人が同じ養護学校に入る可能性はまずないでしょう。 進行性の病気についていえば、私の長男も種類は違いますが、脳の進行性の病気で亡くなりました。 非常にめずらしい難病で、全国で十数人からなる患者の会が立ち上がったばかりでした。それでもお互いにネットや会報で病状を知らせ合い、どういう症状が出て対症療法をどうしているのか、それこそ1年か2年先に発病した”先輩患者”の経緯を聞くのは貴重でした。 同部屋になることは確率的にありえないですが、もし身近に同じ病気の人がいるだけでも心強いことこの上ないことだと思います。先のことが分かるからつらい、同部屋は避けるべきだ、とおっしゃられますが、そういう時期はほとんどなく、個々にちがった経緯をたどって、しかし大筋では似たレベルでの暗中模索の中で、寝たきりになっていくのです。同じ病気で闘っている人や家族が身近にいることがどれだけ心強いかわかりません。私の経験からの現実は以上ですが、いかがでしょうか。 (2005/12/11 11:45:34 PM)
いろんな方が訪れていて面白そうといっては失礼かもしれませんが、興味を持ったので参加させていただきますm(__)m
私は別に仲がよさそうな相手でいろいろ勉強になるなら、同部屋でも構わないんじゃないかとか思います。 設定には前からムリムリなところがいっぱいナドラマですが、今回一番ムリムリだと思ったのは、施設の女の人の亜也を急かす台詞。この子はリハビリ邪魔したいんか?とか思いました。使わなければ足も廃用性萎縮し、関節も拘縮してしまいますから。ちょっとあの場ではありえない台詞だと思いました。 (2005/12/13 03:38:08 AM)
うしさんへ
よろしくお願いします。 なるほど。現実問題としてはそういうケースになる確率は限りなく0ということですね。それなら病気と闘っている方々がお互いに助け合うことによってプラスになる確率が高いようですね。私は病気に関しては今のところ無縁な状況で、病気と闘っている方々の気持ちを完全に理解することが出来ない。しかしながら私も病気にいつかかるか分かりません。病気になったときは少しでもこのドラマでのメッセージなどが生かせればいいなという気持ちです。これはドキュメンタリーとしてのコメントである。 (2005/12/14 01:39:58 AM)
らん丸さんへ
参加ありがとうございます。来期から本格的に各ドラマに対して議題を提示できればなと思っています。 ドラマというものは現実と違ってありえないことや都合のよいことが多い。施設の方があんなこと言ってはいけませんね。亜也は強い女性ですからマイナス要素にはならなかったが、十二分にマイナス要素になりえることだ。 (2005/12/14 01:44:52 AM) |