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カテゴリ:音楽
アリオル先生のクラスで、夏休みの課題として、
この曲のアナリ-ゼをすることになったのをいい機会に、 ボランティアでやっている老人ホ-ムでのコンサ-トのために さらいなおすことにしました。 この曲は来仏後すぐ確かパリ音楽院の入学試験の課題曲だったかで仕上げた曲で かれこれ7、8年位たちますか。 当時は音程やらリズムやら音やらの問題と、テクニックも音楽性もなにもかも未熟で どうやっても満足のいくように吹けなかった記憶がありますが、 今日ピアニストと練習しながら、時を経て、 今はもっと大きな視野で、バランスを取りながら この曲の持ってる力を受け取ることができるようになっていることに気づきました。 20歳のころは練習や合わせをしていると、 最初はばっちり集中力も冴えているのですが だんだんと疲れていって最後はダウン、という形だったのが、 10年たって、今は逆。 特に今年の夏は、ゆっくり休憩して、 帰し方行く末や自分中に積もり積もっていたもやもやについて ゆっくり考える時間も取れたおかげか、 練習すればするほどどんどんアドレナリンがでて元気になっていく、 音楽のエネルギ-を享受するということを体感できるようになりました。 荒削りなところを調節して、安定させて、 演奏を聴いている人も元気になってくれるようになるまで もう一息かな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.08.20 07:09:13
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