カテゴリ:9月の誕生花
晩夏から秋に、茎頂や葉のわきから長く伸びた花茎の先に、中心が黒赤色の筒状花を黒紫色の先端が浅く裂けた舌状花が取り囲んだ頭花が咲き、ほのかにチョコレートの香りがします。 9月30日の誕生花は、チョコレートの香りがするチョコレート色の花、チョコレートコスモス。 花の名は、英名のchocolate cosmosの直訳で、花の形がコスモスに似ていて、チョコレートのような芳香があることから名づけられました。 チョコレートコスモスは19世紀にメキシコで発見され、ヨーロッパにタネが持ち込まれ、大正末年頃に渡来しました。
花言葉「恋の終わり」は、一日の終りの夜に近い黒紫色の花色にたとえたのでしょう。 恋が終わったあとに残る「恋の思い出」は、仲間のキバナコスモスのように明るく、チョコレートコスモスの香りのように甘いものでしょうか。 花言葉「移り変わらぬ気持ち」は、他の色に染まらないようなチョコレート色の花色からつけられたのでしょうか。
原産地の野生では絶滅したといわれる原種と、チョコレートコスモスとキバナコスモスとの交配種があり、春から秋まで咲くショコラやチョコモカ、秋咲きのノエルルージュなどがあります。 原種はチョコレートの香りがよくしましたが、園芸品種のショコラは深みのあるチョコレート色で、ほのかに香り、初夏の花を切り戻し、半日陰で暖地の夏を乗り越えると秋にも花が咲きます。 キク科コスモス属、半耐寒性多年草、原産地:メキシコ チョコレートコスモスの花言葉:恋の終わり、恋の思い出、移り変わらぬ気持ち。 チョコレートコスモスの誕生花:9月24日、9月30日、10月1日、10月27日 流通時期:鉢花を春と秋に見かけます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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