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山への情熱 音楽への愛

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2008年08月20日
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カテゴリ:クライミング

毎日が日曜日なのに、この暑さで縦走する山に出かける気にならず、どんどん体がなまっていく。 

思い切って自動ビレーがあるランナウトへ一人で行った。中に入って見ると、なんとiceさんとばったり出会った。「あーら、来てたの?」とお互い偶然の一致に驚いた。でもよかった。知っている人がいた。お盆あけのせいか、人が少なく講習会もなくフロアはゆったり使えた。

                       ランナウトボード.jpg右側の壁

今日は一応目標を「やさしいルート20本は登る」ということにした。

愛読書ヤマケイ登山技術全書7「フリークライミング」によれば「クライミングそのものがもっともよいトレーニングである」であるからとにかく登れば良いのである。そしてそのルート選びの原則は「あるグレードに対してアルファベット1つ下のグレードの本数が2倍になるよう登るルートを選択する」のがよいと学習してきた。

             本 フリークライミング.jpg

この理論でいくと私の場合、10.bが目標となりグレードピラミッドは以下のようになる。

                              10.b

                       10.a   10.a

                            5.9 5.9 5.9 5.9

             5.8  5.8  5.8  5.8  5.8  5.8  5.8  5.8 

私が実際に登ったグレードと本数  

                             10.b

            10.a 10.a 10.a 10.a 10.a 10.a 10.a 10.a 

               5.9  5.9  5.9  5.9  5.9  5.9   

               5.7  5.7  5.8  5.8  5.8  5.8

まず基本の壁のショートルートで5.7、5.8、5.9をそれぞれゆっくり2回ずつ登ってウオームアップ。その後普通のルートに移動して5.8を2本、5.9を4本、5.10aを8本登った。10.aは手足自由、手足限定がごちゃ混ぜである。

最後に5.10bに取り付いたがホールドがすごく甘くてなかなか持てず、体が浮いてしまい終了点まで抜けられなかった。ひとつグレードがあがるだけでこんなにも違う。それに最も疲れた状態で最も難しいグレードに取り付く愚かさ!!。頭をつかわなきゃ。「クライミングで最も重要な筋肉は頭脳だ」と誰か有名なクライマーが言ってたではないか。

記録に基づいて書いてみたが、そのいびつな形に思わず笑ってしまった。でもこうして自分の練習グレードと本数を客観的に把握したことは一度もなかったので、とても参考になった。また自分の登りやすい好きなルートを多く登って本数かせぎをしていたことも認めざるを得ない。

しかし目標の20本はかろうじてクリア。まあ、よしとしよう。

iceさんに「リードのビレーをします」と言ったが「自分ひとりだと思ってロープを持ってきてない」ということで、結局二人とも自動ビレーで黙々と練習した。2時過ぎから5時まで練習して本日の練習は終了。

自分一人で孤独に練習するのも悪くなかった。また一人で来よう。いつも人ばかり頼りにしているのでは、いつまでたっても自分の頭で考えて登るクライマーにはなれないもの。






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Last updated  2008年08月20日 17時45分59秒
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