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カテゴリ:クライミング
毎日が日曜日なのに、この暑さで縦走する山に出かける気にならず、どんどん体がなまっていく。 思い切って自動ビレーがあるランナウトへ一人で行った。中に入って見ると、なんとiceさんとばったり出会った。「あーら、来てたの?」とお互い偶然の一致に驚いた。でもよかった。知っている人がいた。お盆あけのせいか、人が少なく講習会もなくフロアはゆったり使えた。 右側の壁 今日は一応目標を「やさしいルート20本は登る」ということにした。 愛読書ヤマケイ登山技術全書7「フリークライミング」によれば「クライミングそのものがもっともよいトレーニングである」であるからとにかく登れば良いのである。そしてそのルート選びの原則は「あるグレードに対してアルファベット1つ下のグレードの本数が2倍になるよう登るルートを選択する」のがよいと学習してきた。
この理論でいくと私の場合、10.bが目標となりグレードピラミッドは以下のようになる。 10.b 10.a 10.a 5.9 5.9 5.9 5.9 5.8 5.8 5.8 5.8 5.8 5.8 5.8 5.8 私が実際に登ったグレードと本数 10.b 10.a 10.a 10.a 10.a 10.a 10.a 10.a 10.a 5.9 5.9 5.9 5.9 5.9 5.9 5.7 5.7 5.8 5.8 5.8 5.8 まず基本の壁のショートルートで5.7、5.8、5.9をそれぞれゆっくり2回ずつ登ってウオームアップ。その後普通のルートに移動して5.8を2本、5.9を4本、5.10aを8本登った。10.aは手足自由、手足限定がごちゃ混ぜである。 最後に5.10bに取り付いたがホールドがすごく甘くてなかなか持てず、体が浮いてしまい終了点まで抜けられなかった。ひとつグレードがあがるだけでこんなにも違う。それに最も疲れた状態で最も難しいグレードに取り付く愚かさ!!。頭をつかわなきゃ。「クライミングで最も重要な筋肉は頭脳だ」と誰か有名なクライマーが言ってたではないか。 記録に基づいて書いてみたが、そのいびつな形に思わず笑ってしまった。でもこうして自分の練習グレードと本数を客観的に把握したことは一度もなかったので、とても参考になった。また自分の登りやすい好きなルートを多く登って本数かせぎをしていたことも認めざるを得ない。 しかし目標の20本はかろうじてクリア。まあ、よしとしよう。 iceさんに「リードのビレーをします」と言ったが「自分ひとりだと思ってロープを持ってきてない」ということで、結局二人とも自動ビレーで黙々と練習した。2時過ぎから5時まで練習して本日の練習は終了。 自分一人で孤独に練習するのも悪くなかった。また一人で来よう。いつも人ばかり頼りにしているのでは、いつまでたっても自分の頭で考えて登るクライマーにはなれないもの。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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