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カテゴリ:野獣の像
啓示17章に登場する緋色の野獣は七つの頭を持っています。そして、その七つの頭は七つの山を表わすと述べられています。(啓示17:9)この七つの頭とは何を表わすのでしょうか。 私は現時点で、この緋色の野獣は、北の王の設立する「荒廃をもたらす嫌悪すべきもの」を表わすと解釈しています。(ダニエル11:31) (1)緋色の野獣つまり荒廃をもたらす嫌悪すべきものはいつ登場するのか 北の王は同時期に、キリスト教の本拠地を攻撃しています。緋色の野獣もそれに加わります。(ダニエル11:31。啓示11:7)緋色の野獣は底知れぬ深みから上る野獣です。(啓示17:3,7) 北の王がその国際組織を設立するほとんど同時期に、北の王は、「聖なる所を要害をまさに汚し、常供のものを除き去る」と預言されています。(ダニエル11:31)ですから、緋色の野獣は、北の王が二度目の南の王の総攻撃に失敗した後、キリスト教の本拠地を攻撃する時に登場することになります。(ダニエル11:29,30) (2)ローマカトリック教会やギリシャ正教会の本拠地をなぜ聖なる所と呼べるのか
聖書の神エホバは「要害の神」と呼ばれています。(ダニエル11:38)また、要害とは、基本的にとりで、また、「避け所」を意味します。(ヨエル3:16)エホバの聖なる所は、エホバ神の崇拝のためのとりでですから、聖なる所、要害を汚すとは、エホバ神の崇拝の本拠地を汚すという意味であることが分かります。聖なる所とは、どこを意味するのでしょうか。 昔は、エルサレムは「聖なる所」と呼ばれました。(ダニエル9:16,17)エホバの神殿があり、エホバはその場所を選んでご自分の崇拝の中心地とされたからです。(歴代第二6:6)また、エホバの家、つまり神殿が「聖なる所」と呼ばれることもありました。(エゼキエル44:7)さらに、神殿の聖所や至聖所が「聖なる所」と呼ばれることもありました。(啓示11:1,2,19。歴代第二26:16,18) しかし、一世紀にユダヤ人は神の子イエス・キリストを殺したので、イスラエルやエルサレムの神殿はエホバから見捨てられ、エホバにとって特別な所ではなくなりました。(マタイ23:38)それで、キリストの到来以降は、エルサレムではなく、エホバ神は、どこでも、ご自分に対する崇拝を受け入れられます。(ヨハネ4:21-23) 昔は、ダビデがサムエルによって文字通りの油をそそがれ、将来の王として任命された「油そそがれた者」ということができました。(詩編18:50;132:10)イエス・キリストは、聖霊で油そそがれたので、エホバの「油そそがれ者」となりました。(ルカ4:18。使徒4:26,27) それゆえに、イエス・キリストのように聖霊で油そそがれたクリスチャンも、エホバ神の「油そそがれた者」ということができます。(使徒2:1-4)つまり、「油そそがれた者」、つまり「メシア」、つまり神の王国に入る希望を持つクリスチャンたちをエホバの「聖なる所」とみなすこともできます。また、天的な希望、つまり神の王国に入るという希望を持つクリスチャンは、エホバの「神殿」と呼ばれています。(コリント第一3:16,17) また、そうしたクリスチャンが本拠地としている場所の地域は、「聖なる所」とみなせるのではないかと思います。 また、「二人の証人」は、エホバの「油そそがれた者」と呼ばれています。(啓示11:3,4。ゼカリヤ4:11,14)彼らは死後に天に行くという希望を持っていますから、エホバの「油そそがれた者」たちです。 しかしながら、私は、二人の証人をローマカトリック教会やギリシャ正教会の僧職者たちであるとする解釈に対する一抹の疑いを持っています。それでは、エホバの証人はどこに出てくるのだろうか、他のキリスト教派の神に忠実なクリスチャンたちはどこに出てくるのだろうかと考えるからです。 確かに、啓示の書の七つの会衆に対する言葉は、世界中の信仰を持ち、天的な希望を持つクリスチャンを包含しています。そして、キリスト教派は、ローマカトリック教会やギリシャ正教会だけではありません。それらの教派は世界的にとても大きな会衆ということができます。しかしながら、他のキリスト教の教派、エホバの証人や他のプロテスタント教会の教派は聖書のどこに出てくるのだろうかと不思議に思います。 また、この解釈を調整するべき聖句が見つかる可能性もありますので、将来解釈を調節するかもしれません。現時点では、聖なる所が攻撃されるとは、主にローマカトリック教会やギリシャ正教会の本拠地が攻撃されることを意味していると解釈しています。 わたしは彼らが完全にエホバ神に忠実であるとは決して考えませんが、彼らの小さな信仰を決して見下してはならないと思います。エホバ神に信仰を抱く小さな者を迫害するのは間違っています。エホバに信仰を抱く人たちに敬意を払いましょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
December 31, 2017 08:30:05 AM
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