燃えない木?? なのに自然素材 モイス
9か月ほどかかった打ち合わせのなかで、間取りを決めるのがやっぱり一番時間がかかりましたが、使う材料を決めるのもいろいろこだわりました。まず、絶対に譲れないのは珪藻土と無垢のフローリング。壁と床で家の印象は決まると思ったので。木もなるべく国産を使いたかったのですが、予算の都合でパインのフローリングは海外のものになってしまいました。でも、家の柱や梁は国産の杉と米松です。土台はヒバです。ちなみにうちの工法は、間取りの自由度が高く無垢材をつかって建てたかったので在来工法です。2×4だと細い柱に合板をはりつけてパネルにするので、大きい空間が作れないそうです。あと、外側に普通は構造用合板をいれるところを、モイスを使いました。モイスとは、主原料のバーミキュライト(鉱山の廃棄品 農業・園芸資材にもつかわれる土に還る材料)に珪砂、消石灰、パルプでできたセラミック系の面材です。調湿性に富んでいるのが他の面材にはない性質です。室内の湿度環境の改善はもちろん、この性質によって壁のなかの結露が発生する可能性をうんと下げてくれます。また、ホルムアルデヒドなどの吸着性能も高いそうです。セラミックなので燃えないけれど、木材のように加工性にも富んでいて、合板のような粘り強さもあるので、耐震性を高めます。参考本↓石油化学建材に頼らない、長く使える家『あたり前の家がなぜつくれないのか?』ランキング参加中↓よろしかったらポチっとお願いします(__)ランキングはこちらをクリック!