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カテゴリ:奄美の自然
足を骨折してからはじめて、奄美で一番高い山(694m)の湯湾岳に
登りました。 ここは、奄美を創られた男女2神のアマミコ、シニレクが降りられた山 とも言われ、古くから信仰の対象になっている聖地です。 また、国の特別保護区に指定され、貴重な動植物が生息する場所でもあります。 途中には、ちょうど奄美固有種のユワンツチトリモチが赤いきれいな花を 咲かせていました。 頂上付近から見た景色。 この日は天気が良く、遠く請島、与路島まで見渡せました。 さて、頂上から少し離れたあまり人が通らない道沿いに 明らかに誰かが土を掘り返したあとが・・・ それも一か所だけでなく、複数です。 何が無くなったのかはわかりませんが、何かの植物が根こそぎとられたことは確かです。 根がないということは、いのちの連鎖が断たれたということです。 そして、もう一つ悲しいことに、頂上に行くまでの階段の道には 登山者が捨てた飴の袋などのゴミが結構落ちていました。 飴の袋はビニールでできているので、土に還りません。 誰かが拾わなければずーっとそのままそこに残るのです。 ”物事や7代先考えよ” 島の先人が残した言葉を 今こそ、胸に染めて考えていかなければ、島の自然は7代先どころか 次の世代にも残せないかもしれません。 あなたも一緒に考えてみませんか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.01.11 18:24:45
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