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レジャーサービス研究所(東京&上海)

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 山本1998@ Re:観光産業の緊急課題は外国人の給与改革!(07/18) アフィリで稼いだ楽天キャッシュはどうし…
2007/07/21
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80年代までは「現場vs現場」の戦いだった。
だから、手抜きが少なくて、納期を厳守する日本製が世界を圧巻した。

それが90年代以降、経済が厳しくなると、
本社(または本部)は、現場の尻を叩きまくった。
(あるいは、海外に移した)
それでどうなったか?と言えば、日本の現場が弱くなった。

では、本社(本部)が強くなったのか?を言えば、
強くなった企業は、世界を相手に大成功で、
(ただし少数)
弱い企業は水平飛行と言ったところ。

僕が関わった企業(主にサービス業)に関して言えば、現場より本社の方が弱い。

欲しいのは強い本社(本部)で、大きい本社(本部)ではない。
本社(本部)が大きくなると何が起きるのか?というと、
現場目線で見渡すと、「紙が増える」のである。

例えば、総務部に新たに誰か加わると、
その人なりに成果を出さなければならないから、「まずは、●●調査をやろう」と
何やら「アンケート用紙」が配られることになる。

そこには「●月●日締め切り厳守!」などと書いてある。

気がつけば、現場は様々な本社の部署からの「紙」だらけで、
「毎日なんでこんなに残業しているのか?」と見に行くと、
大抵は本社から配布された紙と葛藤しているのである。

だから、現場の効率を上げるには、本社(本部)からの紙の流通量を制限しなければならない。
これは意外に盲点で、実施している会社は15年間で3社しか見たことない。

どうしてもたくさん調べたいことがあるなら、
本社でアルバイトを雇うなり、業者に発注するなりして、
現場の業務を増やさないようにしなければならない。

デスクに座っている一人一人は、自分自身は、たまにしか依頼していないつもりでも、
受けての現場のリーダーの元には「紙の山」がある。
(一度、ある現場で調べたら、一週間に25枚の提出書類があった:汗)

ひどいパターンは、
金曜日に「これ月曜日までに提出してくれ」とか電話がかかって来る。

ここで問題なのが、現場は土日勤務が多い。
その分、平日に公休を取る。
仮に月火休みの場合は…、結局、この紙のために出社することになる。

そんなことをしていると、ある日に人事部から
「●●さんは、代休がたまってるから、今月中に取得するように」という指令が来る。

現場からすれば「ねぇねぇ」という感じだ。
そんなことをしているうちに、ますます現場が弱くなってしまう。

強い本社(本部)を作る時の注意点である。

強い本社(本部)とは、内向きの管理ではなく、
外部に向けてマスコミ、政治、行政、同業他社…と、ガンガンやり合って欲しい。
(戦ったり、協働したり…)

90年代以降、
世界は本社vs本社の戦いで、
日本の企業は、現場力で何とか凌いだものの、
(休日返上、サービス残業、精神力など)
本社同士の戦いは、負け続きだ。


日本の現場は、絞ってもあと少ししか水は出てこない。

だから、まずは現場の邪魔をしないこと。
(そうすれば、生産性は向上する)

管理するより支援に切り替える。
(管理に力を入れるくらいなら、しっかり教育する)
人の余力も本社(本部)の方があるから、

本社(本部)も徹底的に教育する。
(それが嫌なら、専門家と入れ替える)
(または、優秀な外国人も視野に入れる)

あとの仕事は外部と戦う。
(新しい仕事を作り出す。営業をしてくる。環境操作を行う)
(それができれば、コストは下がる)

それができなかった時は、
本社(本部)を入れ替える。
(本社も責任を取る)

以上ができれば、強い本社(本部)ができる気がするが…(笑)。





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Last updated  2007/07/22 07:31:01 PM
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