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カテゴリ:サービス・マネジメント
いよいよレジャーサービス業にとっての一年で一番の勝負の一週間が始まった。 最も賑わう時期である。 ある意味では、その施設やお店の運営力が最もためされるシーズン。 つまり「最も差がハッキリする時」とも言える。 特に、支配人とか運営責任者とか幹部の差が大きい。 典型的なダメ責任者は、 すぐに現場を手伝ってしまう人。 「俺はこんなにやってるんだ!」というアピールもあるかもしれないが、 売り場でレジを手伝ったり、掃除をしてみたり…。 そういうので汗でも流していれば、仕事をしているように感じるのかもしれないけど、 ある意味では責任者としての逃避にも取られても仕方ない。 そして、彼らに共通しているのが「動きがきまぐれ」であること。 現場を回りながら、その時に気がついたことをしてしまう…(汗)。 計画性がない。 ただでさえ混雑していて、全体を把握している人がいないのに、 支配人などの責任者までウロウロ気まぐれでは、現場のスタッフは堪らない。 つまり、本当は「何をしていいのかよくわからない」というのが実態だと思う。 「何をしてたんですか?」とたずねると、 「売りが場込んできたので手伝ってました」 「人手不足だったんですか?」 「レジのスタッフが少なくて…」 …という会話になってしまう。 こういう場合は、他店とか施設全体で余力のある部署を探して 人手を手配する指示を出すのが仕事なんだけど…。 ピーク時において、運営責任者の一番大事なことは、 どんな時でも「自分の居場所をハッキリしておくこと」に尽きる。(勝手に、巡回に出たり、昼食に出たり、タバコを吸いに出てしまう人が多い) これが基本中の基本! 現場から上がってくる情報をきちんと把握して、 不足していることがあれば、すぐに指示を出す。 野球の監督が、 「タイム!ピッチャー交代!」と言って、 監督がマウンドに立つことはまずない。 (けど、サービス業ではよくある:汗) 監督とか運営責任者とか支配人の教育が一番難しいのかもしれない。 (女子バレーボールも…:汗) …ということで、 「夏休みシーズンの準備できてますか?」と聞いて 「ハイ!」と答えていた施設も、 実は、支配人とか責任者が…「まだ準備不足だった」 (または勉強不足だった) という場合が相変わらず多いのが実態です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007/08/13 02:00:03 AM
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