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テーマ:中国&台湾(3302)
カテゴリ:販売促進
多くの飲食店では、年末年始の忘年会や新年会の予約取りと 忘年会の運営でまさに繁忙期に入ってます それが一段落すると、閑散期がやってきます。 これはウィンたースポーツ(スキーなど)を除くレジャー、観光施設も同様です。 この閑散期をどう堪えるか?が、年間計画の課題でした。 しかし、近年明るい兆しもあって、 ちょうど1-2月の閑散期に、お隣、中国は春節を迎えます。 (旧正月です) 近年増加した富裕層のお陰で、 この春雪の休みに日本に来る中国人観光客が増加しています。 この人たちにどうやって店にきてもらうか? 入って来てもらうか? そして、100円でも多くお金を使ってもらうにはどうしたらいいか? それが課題です。 せっかく来ているけど、言葉がわからないとかで、 引っ込み思案な施設やスタッフが、お客を逃がしてしまう光景は 多々見受けられるからです。 いきなり中国語をマスターするのは難しいでしょうが、 それ以外でもできることはたくさんあります。 現在、そんな事例集をまとめているところです。 もっともシンプルなのは、 飲食店の場合は、やはり<サンプル>です。 これも近年では、減少傾向にありますが、 外国人客にとっては、メニュー選びに大いに人気です。 さらにこれは<集客装置>みたいなもので、 外で「これなら食べられそうだ」と考えてから店に入ってくるわけです。 日本人には見慣れたサンプルでも、 これだけ精巧できれいで見やすいサンプルを展示する習慣は、 外国ではあまりありません。 だから、サンプルを写真に撮影して集めている外人もいるくらいです。 知り合いの蕎麦屋さんは、 最近流行りの内装にリニューアルした際に、サンプルを全て除去していまいました。 それで、これまた流行の筆文字風の大きなメニュー看板に変えたのです。 ところが、外国人客が全く入らなくなってしまいました。 それでも採算が合えばいいのですが、 やはり売上が減少してきたので、 大慌てでサンプルを戻しました。 すると、観光客に限らず、 地元で増えつつある外国人も次第に戻ってきたのです。 「古き良きモノ」という言葉の意味を実感した、と言ってました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008/12/14 03:24:36 AM
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