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カテゴリ:オリンピック
★MAO vs KIMの動画比較★ これを見ると、キムヨナのTeam力がわかる気がしました。 浅田選手は、個人の技術においては決して見劣りすることはないのは わかっていたけど、 やっぱりフィギアスケートは「技術+印象」の勝負だなと。 その点については、キムヨナTeamの練りに練られた作戦勝ちだな、と思いました。 2人の動画を音声をOFFにした状態で見るとわかります。 音楽に気を取られなければ、技術の比較だけみることができます。 こうして比較すると、浅田選手の運動量の多さが目立ちます。 大して、キムヨナ選手は、運動量が少ない。 要所要所に「休み」が入るように振り付けられています。 余裕を持って優雅に滑っているような印象になります。 浅田選手は、技と技のつなぎの休憩がない。 しかもどの技も難度が高い。 これは疲れるでしょう。 これで5点近い差がつけば、内心は相当めげたのではないか?と思います。 「なんで???」と。 逆に考えれば、それほど選曲が与える印象の比重は大きいと言えます。 キムヨナのコーチは、この選曲に相当おだわったらしいです。 そして、それに合わせた技の構成も、難易度を少し下げてでも、 ミス無く優雅に華麗な滑りに徹する、、、。 ミスの軽減のためには、要所要所に休憩を入れる、、、。 それでもおかしくない音楽を選択する、、、。 など、浅田Teamとは違った意味での創意工夫に溢れています。 また、なぜなのか?理由はわからないけど、 2人の滑るシーンのカメラアングルも違いました。 カメラ位置を意識した構成になっているのかどうか?はわからないけど、 浅田選手のカメラアングルに比べて、 キムヨナ選手のアングルは、常にきれいに見えました。 まぁ、2人の19歳の女性の対決の後で、 サイバーテロまで起きてしまっているようで、 本人たちはいい迷惑だと思います。 この結果から何か学べないか?の方が大事ですな。 なので、どっちがどっちという個人の話より、 一歩引いて見て、Team力として何か学べることはないかな? と思いました。 イチロー選手のインタビューのコメントで 「人間が採点するスポーツだから、どっちが、、、というのはわからないけど、、、」 としっかり前置きして話してました。 さすがですね。 === かなり古い例えになるけど、2人の試合を見ていて、 浅田真央選手=アイルトン・セナで キムヨナ選手=アラン・プロスト のレース対決を思い浮かべてしまいました。 これがわかる人は相当なF1通です! きっと「ドンピシャ!」という気持ちになってくれるはずです(笑)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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