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はっきり言って、その企業に対して投資する理由をしっかり持っており、投資したならば、むしろ日中にパソコンで株価の動きなんて見ていない投資家のほうが株式戦闘に勝利を得やすいことが多いです。これは自信を持っていえることです。 皆さんは一日中場を見ていられれば、株式戦闘で勝ちやすいと勘違いしているかもしれませんが、それは大きな誤解です。 場を見ていたためにしくじる投資家、投機家の方が圧倒的に多いです。むしろ場を見ることができないので、指値で注文を出しておくとか、成行で注文を出したほうが、個別の戦闘では有利なことも多いと感じます。 出来高が多い株でも動きますから、目の前の株価の動きに影響されて、上がれば買いたくなる、下がれば売りたくなる。それが人間の心理です。上がり始めたので、あわてて買うと、すぐ反落して安くなってしまう。そして買い値までには戻らないまま終わる。そんな場合が多いのが実際のところです^^; たとえば上村工業などは、1500円以下のところで怒涛の売りがでても揉みあいました。ちょうど雅さんのブログでポジショントークさせていただいた頃が最後の投売りのタイミングでしたが、そこで下げが終わるかどうかは誰にも分かりませんでした。ただラッキーなことに株価に構わず売りたい投資家が投げ終わったあたりでポジショントークが出来たようです。3月8日にコメントを書いて、3月9日~3月12日までが最後の買い場でした。この4営業日以上に安かったのは大きく下髭が一瞬でた2月27日だけで、この瞬間に買えた人は、ほんの一人か二人だと思います。3月9日~3月12日の間には、かなりの人が1440円以下で買えたと思います。最大の大底の直前という超ラッキーなタイミングのポジショントークでした。もちろんわかっていて出来たことではありません。まったくの偶然。こなつさんとこ(ブログ)でポジショントークした銘柄も、そんな感じです^^; 雅さんのブログの上村工業のコメント^^; http://plaza.rakuten.co.jp/slowsheep/diary/200903080000/#comment その後は少しずつ上昇を始めました。しかし1600円台に入ったときも、1650円あたりにから上にずらりと売り板が並び、買いの板は1500円以下にしか出ていない。そんな怖い状況が続きました。 ただ、どうしても売りたい投資家は、投げ売りをしてもういなかったのでしょう。売り手はどうしても売りたいという感じではありませんでした。そのうち少しずつ買い手が出てきて、投資環境が少し好転すると右肩上がりのトレンドを描き出してサイクルを描きながら上昇を始めました。 でも実際に買い板と売り板を見ていたら怖いなんてものじゃなかったです。上村工業の価値を信じてなかったら持ちこたえられないし、質の悪い投資家がいたら下がっていたと感じます。 なぜなら1700円台に入っても買い板が1550円くらいにしか出なくて、1720円から上には連続的に売り板が出ているような日も多かったのです。 上村工業の資産背景と業績を知っていなければ、とても投資を続ける勇気を維持できず、売って利益確定をしてしまう可愛そうな質の悪い投資家もいたと思います。そんな質の悪い投資家は1500円以下で投売りしていたのが幸いでした。 日立工機の株が質の悪い投資家が投げ売り終わったストップ安連続の後から上げ続けて、それ以前にはつく可能性が無かった900円台になっていることも、質の悪い投資家がいないほうが株が上がる、良い証拠だと思います(爆笑) さて上村工業は2000円台に復帰して、4月17日前後では2000円と1950円のあたりでもみ合っていました。 この時点で私は、アメリカ市場が堅調で、他の信用売り残高の多い銘柄が上昇して行けば、比較感から更に上に向かって動き始めることも充分期待できると考えました。ただしばらくはこの1900円から2050円あたりでレンジで動いて、決算発表があり、今期の業績が悪くないことが分かったあたりで、投資環境が良ければ、上に向かって動き出すと期待していました。予想は結果論としては当りました^^; 2009年3月期の決算短信が日中に発表されましたが、その後も、その翌営業日にも、それほど株価は上昇しませんでした。また大きく上昇した5月21日や22日にも寄り付きで成行で買えば、それだけで毎日大きな含み益を確保できる状態でした。例えば5月22日は2400円からスタートして、終値は2565円です。場を見ていたとしても2400円で買えた投資家はまずいないと思います。 結論を述べるなら、一日中場を見ていられるから戦闘に有利なわけではありません。むしろ弾丸が飛びあって、空中戦が激しいので、冷静な判断が出来なくなる場合が多いです。利食い売りにあらゆる銘柄が一斉に下げてくるときなど、よほど自分の考えに信頼を持っていなければ、耐えられません。 むしろ戦場から離れて、別のことを行っているほうが、戦闘が終わってから(大引け後に)冷静に戦場の状況を把握分析することで、戦闘に勝てる可能性が高まると考えます。 これは来週の生涯パートナー銘柄の研究のコラムのために書いていた原稿の一部をちょっぴり換えて書いたものです^^; 追加分 こなつさんのブログのノーリツ鋼機についてのコメント これも翌日ノーリツ鋼機の歴史的大底の550円がつきました^^;、まったくの偶然、だってここでは自分でも買えてないもんね~(爆笑) http://plaza.rakuten.co.jp/konatsu2004/diary/200812040000/#comment 有料メルマガの読者には教えてないのかというご質問があったので。ノーリツ鋼機は自信がなかったので有料メルマガには書きませんでした。 でも上村工業については歴史的な買い場の最中の3月10日配信のメルマガで以下のような形でご紹介しています^^; 『 ○○○ばかりではなく、他にも割安で、前回の○△○のように企業の資産や事業力とは関係ない理由で暴落している企業がいくつもあります。そのなかで特に投資価値が高いと私が考えた企業の一つに上村工業がありました。○○○と上村工業のどちらを先に研究銘柄として取り上げるか迷いました。上記の理由で○○○を先にしました。上村工業は嘉永元年創業で、含み益の塊のような不動産と、強力な収益力の高い事業力を持っています。来週研究銘柄として取り上げる予定ですが、ご自分でも予習してみて、私の判断と比較してみてください。自分で銘柄を調べる楽しみを、味わっていただきたいと考えて、あえて、来週取り上げる予定の銘柄を予告してみました。」 追加の追加 なぜ上村工業より○○○を優先したかというと金銭換算できないマクニカと同じ優待↓がついているから^^; https://www.club-off.com/macnica/apps/top/fftop_main.cfm 表面上のパフォーマンスは○○○が+34.8%と劣るように見えますが、この優待を使いまくれば圧倒的に○○○のほうが経済的効用は高いです^^; http://www.iforum.jp/pafo20090522.pdf 「自分が国内旅行や海外旅行、お中元お歳暮などや、他の多くのサービスを使う可能性があり、そこから大きな現金換算しての経済的効用を得られるかどうかによって、投資するかしないかの判断も大きく違ってくると考えました。事業価値だとか将来値上がりしそうだとか配当などだけで投資価値を判断するのではなく、自分にとっての優待の価値もチェックするのに時間が必要だと考えたのです。将来家族4人で海外パック旅行に行く。普通ならパック旅行代15万円×4人=60万円かかる。優待を利用して10%の割引を受けると6万円を取り戻せる。国内旅行に良く出かける。宿だけ確保して食事はホテルの外の美味しいと評判の店で食べることにしている。そんな人には安く宿に泊まれれば、それだけ優待の価値が上がります。お中元お歳暮をする人も上手く使えば経済的メリットがあります。」 海外旅行にいかなくても3単位持ってれば こんなお宿に一泊500円とか100円で泊まれるんですよ。超お得。海外旅行に家族で行けば、投資元本100%回収なんて直ぐですよ。いまは新型インフルエンザで海外旅行は怖いけど(爆笑)お中元お歳暮の時期には最大40%割引で贈り物が出来ちゃうし、私の感覚では上村工業より○○○の方が経済的効用は高いと、いまでも思っています^^;自分の行動で投資元本回収をいくらでも早めることができるからです^^; お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.05.24 06:17:53
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