会津若松へ! ”郷土料理を食らう”編
会津若松第3弾。お目当ての食事処とは・・・・。もう、10年近く前になりますが旦那様とまだ、お付き合いする前に一緒に食べに行った、田季野という、会津の郷土料理とわっぱめしのお店。思い出の場所に足を延ばしてみました。おいしかったので、また来たいねって行ってたのですが、なかなか来れず、やっとです。そこは、会津若松のメインストリートから小さい路地にちょっと入った場所にあり、古くとても風情のある建物。築150年~200年くらいの建物だそうです。わっぱ飯がメインですが会津の郷土料理も食べることができます。中はいかにも”古民家”って感じ。ふけ抜けになっている2階もあり、前に来た時は2階に案内されました。雰囲気がとてもよかったです。今回は1階でとても広い畳の部屋。囲炉裏もありました。2人で同じコースを頼みました。まずは・・・・・・・先付けハタボと言っているように聞こえたのですが・・・・。煮魚です。食感がアンコウに似ていてとてもゼラチン質の多い魚でした。軟骨もこりこりしておいしかったです。前菜左からホタテに山芋のようなタレがかかったもの、海老のスモーク、サーモンがのっている小さいお稲荷、そして右が郷土料理のニシンの山椒漬けと棒ダラ。この鰊の山椒漬けがとてもおいしかった。買って帰りたいと思いましたね。お吸い物こちらも郷土料理の”こづゆ”細かく刻んだサトイモなどの野菜と白滝が入った、とてもあっさりした汁です。お造りこちらが旦那様が頼んだ馬刺しです。この地方ではよく馬肉も食すそうです。馬肉が苦手な人は魚を選ぶことが出来ます。私は先ほど、かわいい馬を見たばかりでしたので魚にしました。メバルとイカでした。新鮮でおいしかった。焼き物これも郷土料理。鰊と厚揚げの田楽です。揚げ物天ぷらなのですがちょっと変ったものが入っています。ちょっと見えないかもしれませんが、茶色い丸いものがあって、すっかり椎茸だと思っていたら”まんじゅう”でした。椎茸かとおもって食べるとびっくりするかも。会津ではよくこうやって食べるそうです。その他、ナス、たらの芽、イカのするめ(っていってました)そしてまたまた鰊がでてきました。そろそろ鰊は限界に近づいてきました。温物蓋を開けたら、かわいいまん丸の白玉が・・・。白玉の中には鳥のすり身が入っています。あんには細かく刻んだ春菊が・・・。これもあっさりしていておいしかった。食事でましたー!もう、かなりお腹いっぱいなんですが、わっぱ飯。3種類のわっぱ飯です。きのこ、さけ、ぜんまいのわっぱ飯。好きですねぇ。この味。そうとうお腹いっぱいです。でもよく頑張った!最後は・・・・。デザートさっぱりとフルーツで・・・・。ご馳走様でした。あっ!忘れてました。もう一つ単品で食べたものがあります。栃もちなんですが、前回食べておいしかったのでまた、頼んでみました。残念ながら写真を撮る前に食いしん坊な旦那が食べてしまいました。栃もちを揚げたものに大根おろしがのっていて、これまたあっさりしたアンがかかっていてとても美味しい一品なのです。満足です。遠くまで足を延ばした甲斐がありました。他の地方の郷土料理を食べるのって楽しいですね。同じ素材でも食べ方がぜんぜん違ったり、その地方ならではの知恵を感じとることができます。初めて目にするものがあったり、新しい発見がいっぱいです。会津に行った時は是非、立ち寄ってみてください。このあと私たちは雪に降られるのを恐れて、早々と会津若松を後にしたのでした。ちなみに車の調子は絶好調でした・・・。