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自問自答
学力向上は塾の必須命題。 だが、 そこを極めようとすると、 「何がしたいの?」 という領域に踏み込んでいくことになる。 ごく一部の子達だけを相手にして、 「お前ら!極限までついて来い!!」 というのならば問題はない。 だが、 「何のための塾なのか」 「誰のための塾なのか」 そう考える人が少しずつ増えていくような環境は 塾としてのバランスを失っているのかもしれない。 突き進もうと加速すると 視野が狭くなる。 塾経営において視野が狭くなるということは 経営体の縮小を意味する。 商売なのか? 趣味なのか? いった、誰のための経営体なのか。 先生になりたいのか 経営者になりたいのか いったい 何がしたいのか 見えなくなっている部分は 確かにあるのかもしれない。 目的は大事だ。 意欲も大事。 だが、 立ち止まって 自分を見つめる事も大事。 全体を見渡すことも大事。 僕にとって 見えなくなっている部分は何か。 生徒の顔か 生徒の気持ちか 一人ひとりの生徒か 生徒たち全体か 保護者の気持ちか 保護者の願いか 自分の将来か 生徒の将来か 生徒の今置かれた状況か 生徒の希望か 家族か いろんな面で いろんなことが見えなくなっているのかもしれない。 塾にとって 「実績」は 麻薬である。 多くの塾が実績を追い求め そして 実績のために沈んでいく。 求めても求めても 「もっと」 欲しくなるもの それが 塾にとっての「実績」だ。 追い求めることは 悪いことではない。 塾にとっての 大きな大きな柱だから。 商売のために塾を始める。 生徒を増やしたい。 そのためには 「実績」が欲しい。 実績が出ると、 正直、嬉しい。 生徒も増える。 実績がもっとあれば・・・ 頭の中が「実績」にシフトする。 どうすれば もっと 成績が上がるのか。 どうすれば・・・ もっと・・・・ 見えなくなってくる部分が 出てくる瞬間だ。 実績を求めない塾は クソ だが、 実績のみを求める塾も 同じ なのではないか。 誰のための塾なのか 何のための塾なのか 良かった。 今、気がつけて。 「俺のいったい、どこがいけないんだ?」 はっと我に返ったとき、 そんな一言を発するオヤジに ならなくて 済んだ。 保護者の皆様 かわいいかわいい奥様 気づかせてくれて ありがとう。 僕は 「思い込んだらまっしぐら」 なので 周りの人が いつも 気づかせてくれる。 自分の欠点だと 認識しているが、 いつも 周りの人たちに 助けてもらっている。 恵まれた人生である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.11.21 12:54:03
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