よくばりワーキングママの覚え書き

明日は私、お誕生日
毎年、お誕生日は“娘に戻る日”ということで、この時期に1日、母娘で一緒に過ごし、私のリクエストのレストランを母が予約してくれて、ゆったりランチをしています

今年は、広尾のフレンチレストラン『ア・ニュ　ルトゥルヴェ・ヴー』。
“ありのまま”という意味のフランス語『ア・ニュ』。ミシュラン2011で★獲得の人気店です。2009年末にOPENして以来，あっという間に予約の取れないフレンチになりました東京で最も注目を集めているフレンチレストランの1つ。
オーナーシェフの下野シェフは，『ル・ブルギニオン』，フランス『トロワグロ』『タイユヴァン』など★★★レストランで修行し独立した若き新鋭

インテリアやカトラリーはシャープさとモダンを同居させつつコンサバティブな部分も感じることができる、好みのタイプ

こちらは各方面でホスピタリティーの高さが評判ですが、スタッフの方々は若いながらもキャリアのある方々で、ほとんどがソムリエの資格を有し、お客さんの関係性やオーダーによって「どんな時間を過ごしにきたか」を即座に把握し、お客さんの望む空間をパーフェクトに近い形で実現してくれる、と高い評価です。

母は『ムニュー　ドゥ　ルクス』というお魚＆お肉を含む4皿のコースで
私はシェフおすすめの『ムニュー　ドゥ　スペシャリテ』のフルコース。夜のメニューも入っている6皿構成のコースです

バースディであることを母が事前にお伝えしてあったようですが、全てに関して華やかで気持ちのいいサービスをご提供いただき、お皿の数が違う2人の食事の流れが一緒になるように調整、さらにシェアできるように片方にもプレートやカトラリーをさりげなくご用意してくださる、嬉しいお心遣いでした

このプレートはアニュ独特です。前菜を穴の空いた部分にセッティングします。こんな感じ。アミューズ３種類を自分でプレートの穴にはめ込んで完成させていくという、ちょっと遊びのあるコースの始まり～




バターはホイップされたもの，岩塩を添えた有塩と無塩の2種類、お好みでいただきます。

私のコース『ほうれん草のフリット 大地の味』。トリュフがいっぱい！


私のコース『寒ブリ 生ハムのジュレ添え』。このデザイン。可愛くて感激！お味も全体のバランスが取れていて絶品～！


母のコースの前菜『宮城産 牡蠣のスペルト小麦リゾット ベーコンの泡』。この泡が美味しかった～！


私のコース『フォアグラのソテー ジュラバルサミコで煮た5種のさきがけ豆』。酸味があってソテーと合います。


私のコース『本日の鮮魚 カブのクーリ トリュフのアクセント』。

母のコース『本日のお魚 イトヨリ』。白身のさっぱりとしたお魚ですが、信じられないほど柔らかかった！

私のコース『蝦夷鹿のロティ』。低温でじっくり火を入れたもので、お味はもちろんですが触感がサイコー。ジビエ好きには嬉しい！トリュフのソースで。リンゴとチヂミほうれんそうの添えたものも美味しかったです。

母のコース『マダムビュルゴーのシャラン鴨もも肉のソテー』。ボリュームたっぷり。ネットでも評判の高いお料理です。何故かお写真が横にしかならず・・・。

私のコース『五郎島金時とショコラの温かいパルフェ』。サーブされてから温かいショコラをかけてくださいます。

母のコース『紅玉リンゴのタタン 温かいキャラメルスフレチーズケーキ添え』。店内の多くの方がオーダーしていらっしゃいました。こちらも評判の高いデザート。

そしてバースディプレート！結構、大きなお皿でビックリ。いくつになってもキャンドルを吹き消すのは嬉しい～

今回、私は『デギュスタシオン デュ ヴァン3種』という、シャンパーニュ・白・赤の3種をコースの構成に合わせてチョイスしていただくアルコールのコースをオーダーし、ソムリエさんにお任せしました。チョイスしてくださったのは、とってもフルーティなこちら。何故かお写真が横にしかならず・・・。詳しい銘柄などはまた後ほどUPします！

毎年恒例の母娘ツーショット42年前、へその緒という絆で10ヶ月間ほどつながっていた2人。生意気なこと言ってみたり自己主張してみても、胎内で爪の先まで形作ってくれた、“私の原型を作ってくれた”この方（母）にはかないません。

そしてシェフがお帰りにお見送りしてくださいます。支配人さんと下野シェフ。


ところで、こちらのお店では、ディナーメニュー『Menu de comparaison（ムニュー ドゥ コンパレゾン）』が大人気コンパレゾン（比較）という名前の通り、1つの食材を2つの調理法で提供され、その2種類のお皿を楽しむスタイルのようです。

ディナーも行ってみたいなぁ～