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Manachan's World-東京下町日記

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2005年10月04日
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カテゴリ:出産・育児@大連
中国人の社会では、日本よりも気軽に、メイドさんやベビーシッターを雇う文化があります。特に香港や台湾では、その種の職をフィリピン人やベトナム人など、外国人が多く担っているようです。台湾では生まれてくる子供の8人に1人が、外国人ベビーシッターのお世話になっている、という話も聞いたことがあります。

中国大陸では、外国人ベビーシッターの姿こそあまり見かけませんが、その代わり、本国で労働提供者がいくらでもいます。大連の場合、ベビーシッター(中国語で「保母」)は家政服務中心という行政機関を通じて雇用するのが一般的で、その労賃は月500元(7000円)からと激安!もっとも、中国人の同僚の話によれば、あまりに安い値段で雇える保母は往々にして教育程度が低いらしく、専門教育を受けた経験豊富な保母を求めると、料金がもう少し高くなるとか。

あと、通いの保母だけでなく、泊まり込みもやってくれる保母とか、炊事洗濯までやってくれる家政婦兼の保母とか、いろんなサービスが選べるらしいです。料金は、もちろんピンキリですが、私のもらう給料に比べて、あるいは日本や欧米に比べて、断然安い値段で雇うことができるので、「せっかく中国にいるんだから、これを使わない手はない!」、という見方もできるでしょう。

私たち夫婦についていえば、この11月下旬が、保母を雇うかどうかの、思案のしどころになるでしょう。それまでは、妻の母親がずっと同居してくれて、炊事や育児を手伝ってくれているからいいのですが、問題は、その後です。夫婦2人だけで、しかも私がフルタイムで働くなかで、赤ちゃんの面倒を見ながら、料理をはじめ家事を全てやっていかなくてはならないからです。

ですが、我々に関していえば、保母やメイドのお世話になる可能性は低いと思います。今後、大変なことは分かっていても、できるだけ自分たちの二人の手で子育てをやっていきたい、と考えています。

特に妻は、「誰にも来て欲しくない!」とハッキリ言います。私は、その気持ちがよく分かります。彼女は、家事をはじめ、いろんな面で神経質かつ完璧主義者。たとえばの話、掃除はどういう用具を使ってどういう要領でやるとか、食器の片付けはどういう方法で、どこに何を置くべきだとか、そういう類のことが、気になって仕方がない。だから、保母やメイドを雇ったとしても、彼女を満足させるのは、非常に難しいと思われます。私などは、もともと料理好きだし、一人暮らしの期間も長かったから、家事能力は同世代の男性と比べてずっと高いと自負しているのですが、それでも、妻を満足させるだけの家事が一通りこなせるようになるまで、2~3年の歳月を要したのです。

その上、「カルチャーショック」の問題があります。妻は、人種民族的には中国人ですが、西洋文化圏のオーストラリアで育ちました。だから、感覚や価値観は西洋人に近かったりするのですが、大連に住む中国人の目には、そうは見えません。同じ中国人と見做されるために、彼らはプライベートな領域にも平気でズカズカと入り込んでくる。ましてや、妻と同性である女性の保母や家政婦が我が家にやって来た場合、「これは、こういう方法でやるべきなのよ!」、「何でこんなこともできないの?」みたいなキツいことを散々言われた挙句、妻が逆ギレしたり、逆にふさぎこんでしまったり・・・というケースが、容易に想像されます。

その他、これがおそらく一番大きな問題と思われるのですが、中国大陸人と妻とは、衛生観念が全く違う。衛生的な環境のオーストラリアで育った妻にとって、道端で平気で痰を吐いたり、トイレを汚くしたり・・・という、当地の衛生環境や習慣は、時に容認できないものです。ですので、大連で保母や家政婦を雇った場合、最低限、妻の満足いくような近代的な衛生観念の持ち主であることが求められます。そういう人をどうやって探すか・・・

一方私は、妻よりはもう少し柔軟に考えています。私の意見では、妻が無理して身体を壊してしまっては元も子もないので、もし、あまりにもキツイようなら、保母や家政婦のヘルプを頼んでもいいんじゃないか。特に、夫婦のうち一人が病気になったりした場合は、子供の面倒を見てもらうためにも、彼らのヘルプが必要だと考えています。

但し、妻が元気であれば、もちろん、その限りではありません。妻の性格を考えた場合、保母や家政婦を雇ったことにより我々の負担が軽くなる「メリット」と、彼らが来ることにより生じる「トラブル処理」などの「デメリット」を考えた場合、「デメリット」の方が大きそうな気がするからです。

ま、その時が来たら、じっくり考えることにします。





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最終更新日  2005年10月04日 11時10分21秒
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