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カテゴリ:旅行記&里帰り
私はもうフィリピンを後にして、日本に帰ってきました。
今回の、フィリピン滞在中、マニラでDMCI社のコンドミニアムに泊まった感想をお伝えします。 私は、マニラ郊外のパラニャーケ市で、DMCI社からコンドミニアムを一戸、買っています。これは来年12月の完成予定。 どの国でもそうですが、都心物件は、国際的・インターナショナルな性格を持ち、全世界の人を顧客にできます。 それに対し、郊外の物件は、地元の人(ローカル)だけが顧客になります。 たとえば東京・首都圏でいえば、六本木ヒルズ、東京ミッドタウンなど、都心一等地の物件は、 日本人だけでなく、台湾人、シンガポール人、アメリカ人など、世界中の人が買ったり、借りたりしていますが、 郊外(たとえば川崎市)になると、買うのも借りるのも、ほぼ100%、日本人だけが対象となります。 マニラでも、これと全く同じ状況。 海外で、地元民(ローカル)物件に、投資するには、いろいろ考えなければなりません。 マニラ郊外の物件とは、どういうものなのか? 地元のフィリピン人を賃貸客にできるのか?どのくらいの家賃が取れるのか? 将来、現金化したくなった場合、本当に、地元のフィリピン人に売れるのか?・・・等々。 マニラ郊外の物件価格は安く、ファミリータイプでも数百万円という、小額な投資ですが、それでも、 自分が投資した対象は一体何なのか?それを知ることは、とても重要だと思うので、 今回のフィリピン渡航にあたって、DMCI社のセールスマンに、 「私が買った物件(Rhapsody)に似たコンドミニアムに泊まらせてほしい。宿泊費払うから・・・」 と相談しました。そしたら、Rosewood Pointeという、これまたマニラ郊外にある、コンドミニアムを紹介してくれて、 しかも顧客特典で、宿泊費タダで、モデルルームに泊まらせてもらったのです♪ さすがDMCI社、お金持ち!太っ腹だねえ~。 このRosewood Pointe、完成が2008年なので、築3年を経過しています。 場所はマニラ都心部のマカティから6km、ボニファシオ新都市からわずか3kmという、都心近くの新興住宅地にあります。 とは言っても、東京の新興住宅地を想像してはいけません。 マニラは、発展著しいとはいえ、まだまだ第三世界の都市。一見、貧民窟と見まがうような、簡素な低層住宅に、 2000万住民の大部分が、暮らしています。 未来都市と見まがうような、近代的なボニファシオ新都市から、Rosewood Pointeに至る、わずか3kmの間、 (貧民窟っぽい)下町を通ります。 日本人で、あれを見てビビる人もいるらしいですが、 マニラでは、ごく平均的な住宅環境で、(私の感覚では)治安も別に悪くはありません。 しかし、その下町を通り抜けたところに、いきなり、Rosewood Pointeの、近代的な中高層マンション群がそびえる・・・ その偉容と、周辺環境とのギャップは、確かに異様。新興国に、よくある風景です。 Rosewood Pointeは、他の多くのコンドミニアムと同様、二重のセキュリティゲートで守られています。 外側のゲートと、内側のゲート・・・どちらも、常時、4人ほどの男性警備員が常駐しています。 とはいえ、常時忙しくしているだけの仕事量はないようで、皆さん、だべったり、鼻歌歌ったりして、ヒマそうにしています。 それでも、クビにならず、働けているのは、労賃の安い国ならではのこと。 内側のゲートをくぐって、少し行くと、クラブハウスがあります。 フィリピン人は、クラブハウス大好きなようで、どのコンドミニアムにも、必ず設置される多目的施設です。 ここでパーティーやったり、簡単な食事したり、(WiFi使えるので)PC持ちこんでネットしたり、ソファでくつろいだりと、 朝から晩まで、賑わっています。 ここに管理人が常駐し、サンドイッチやコーヒーなど、簡単な食事もできるようになっています。 クラブハウスの2階に行くと、スポーツジムがあり、 外に出ると、共用施設のうち一番の目玉ともいえる、長さ40メートルx幅20メートルほどの、大きなプールがあります。 プールではしゃぐ子供たち このプール、デザイン的には日本庭園を模したらしく、2つの瓢箪型の池と、くびれた部分に橋をあしらっています。 プールの3分の2は、大人が泳げるよう、深さ1.2メートルくらいにして、残りの3分の1は、子供が水遊びできるように、深さ30センチくらいにしています。 プールの隣には、滑り台と階段からなる遊具が設置され、子供たちと、母親(メイドさん?)で、朝から賑わっています。 私が泊まったのは、クラブハウスの隣にある、Sapphireという住居棟にある一室。 台所兼リビングと、寝室が2つあって、面積は42平米。日本でいえば、ちょっと小さめの2DK、といったたたずまい。 フィリピン人のライフスタイルは、大きな住居スペースを必要とせず、日本人よりちょっと小さめで、ちょうどいいみたいです。 室内の様子・・・ごくフツーの2DK Rosewood Pointeの周辺は、クルマ社会。 徒歩圏内に、まともなスーパーがないので、皆、クルマで、ボニファシオ新都市にある「マーケット・マーケット」というスーパーで買い物します。 駐車場は、住居棟の地下1階部分にあって、セダンのほか、トヨタのランドクルーザー、ホンダのオデッセイなど、7-8人乗りの、車高の比較的高い車が目立ちました。 フィリピン中間層の暮らしに、触れられてよかったと思います。 なんだか、日本の大都市近郊・新興住宅地の、小市民の暮らしを彷彿とさせますねえ。 プールがある分、日本の小市民よりは優雅な気がするし、 とはいえ、日本の大都市の方が、公共交通が充実している分、恵まれているような気もするし・・・。 マニラ大都市圏の住民のうち、コンドミニアムに住める層は、「中流の上」というか、所得でいえばトップ10%に入る存在だそうです。 この階層は、年々、増えています。 彼らを、顧客にできる日を夢見て・・・フィリピン不動産投資、さらに頑張っていきたいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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