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カテゴリ:旅行記&里帰り
先ほど、香港に到着しました。
市内・銅鑼湾(Causeway Bay)にある、義姉宅に転がりこみました。 家族も一緒です。 香港は、毎年必ず、1~2回は来てますが、いつ来ても思うこと、 ・東京に比べて、断然、コスモポリタンな国際都市で、活気がある ・東京に比べて、断然、空気悪い。 今日は、成田からANAで飛びましたが、この空港、相変わらず、人が少ない。清潔・快適だけど活気がない、そして日本人ばかり(羽田の方が明らかに勢いありますね)。 そこから4時間飛んで、香港国際空港に着くと、欧米人、中近東人、インド人含め、いろんな肌の色の人がいて、ごった返している。入国審査も、活気に溢れている。 その代わり、東京レベルの「きれいな空気」、「きれいな水」は、香港では期待できない。電車、タクシーを乗り継いで、市内に着く。相変わらず、むせるような排気ガスの匂い。 香港や、シンガポールといった都市が、アジアのビジネスの世界で、求心力を持って、世界中の人材を集めている。その活気も、東京をしのぐ・・・それが、ここ10~20年、続いてきたわけですが、 その香港からみた、東京の意外な魅力というものも、あるのではないでしょうか? 香港人の元同僚(女性)は、4ヶ国語を自由に操り、世界のいろんな国で働いてきましたが、結局、どこへ行っても、東京に戻ってきてしまう。香港に帰る気はないそうです。 彼女曰く、東京の魅力は、「バランス」だと・・・・ 東京には、あくまで香港との比較ですが、きれいな空気・水、安全な食料という、快適に暮らす環境が整っている。 それでいて、東京は活気がある、香港のようなコスモポリタン都市ではないけれど、巨大都市だから、就業機会もたくさんある。 だから、東京暮らしはやめられないのだと、彼女は、流暢な日本語で言います。 そういえば、昨年10月、中国の企業からヘッドハンティング受けた時に、「世界の田舎者?」という、エッセイを書いたことがあります。 その文章を、改めて、反芻してみる。 私は、都会(中国、インド)に豊富な就業機会を求める、田舎者という位置づけなのかもしれない。 「このままでは、日本はアジアの田舎になる」、と危惧する人がいますが・・・ 内向きな気持ちで危惧するよりも、夢を追いかけて、都会に働きにいく田舎者でありたいと思う。 東京は、巨大でパワフルな都市だけれど、ある意味、「世界の田舎」なのかもしれない。 世界中の人材を受け入れ、グローバルビジネスの求心力を持つ都市が「都会」なのだとすれば、東京は、ニューヨーク、ロンドン、香港、シンガポールよりは、「田舎」なのかもしれない。 東京が香港に比べて、明らかに空気がいい、環境がいい、という意味でも、「田舎」なのかもしれない。 東京が田舎で、私が田舎者であるのなら・・・その事実を静かに受け入れたうえで、「都会のゲーム」に果敢に挑戦する、ハングリー精神豊かな田舎者でありたいと思う。 「都会のゲーム」とは、もちろん、グローバルなビジネス・投資という意味です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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