カテゴリ:鳥
四月の陽気、ということですが、本当に暖かい日です。 芝生の間に生えている雑草を、懸命に抜いていました。 こういう状態のとき、よく小鳥がそばに来ます。 一心に雑草へ心が行っているので、もしかして気配が消されているのかも。
タンタン、タンタン、とあの鳴き声が聞こえます。 目を上げたら、すぐ横のアセビの木に、ジョウビタキが止まっています。 今日はちゃんと、ポケットにデジカメが入っていますよ。 そっと取り出しシャッターを。
あっちに飛び立ち、こっちに飛び移り、しばらくワンマンショーを見せてくれました。
濡れ縁へ。
椅子の手すりへ。 尻尾の茶色が、本当にきれい! 可愛い目で、こっちを見たり、自慢の背中を見せて、振り返ったり。 しばらくの間、一羽と一人は、陽だまりで追っかけごっこをして遊びました。 金子みすずの世界を思い出しました。
私と小鳥と鈴と 金子みすず わたしが両手を広げても お空はちっとも飛べないが 飛べる小鳥はわたしのように 地べたを早く走れない わたしが 体をゆすっても きれいな音は出ないけれど あの鳴る鈴は わたしのように たくさんな歌はしらないよ 鈴と小鳥と それからわたし みんな違って みんないい
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