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昨日いつもより長く寝たが、友人共々、踊りに魂を込めるどころか、うっかりすると幽体離脱だ、などとくだらない事を言って朝っぱらから大爆笑。テンションだけは高い。
アレグリアのクラスは、今までの総復習といった感じで、ブラソ、エスコビ-ジャの練習。フットワークでは、靴の踵、つま先、または全体で出す音の一つ一つを、はっきり区切って出せと言われる。これって、本当にどの先生も仰る。ヌリアやマリベルが教えてくれるように、簡単なステップでしっかり音を出す練習をするべきだと、改めて、100回目くらいに誓った。 そしてジャマダからの、そう、来ました、ターン。何が変なのか、本当に重心がぐらついて仕方が無い。これまた練習あるのみか。誰かコツを教えてくれ。(といっても、もう何度も習っているような) タンゴのクラスでは、体の向きとステップを右から左、または、左から右に変えるときの体の重心の移動を練習した。さすが、先生、お上手。軽々とやってのける。私はまだまだヌルく、向きを変えた直後にステップを間違えたりする。どうも一連の動きとして体が覚えていないようだ。これは、課題。 夕方からセビリアに買い物に行く。アパートに一旦戻った後、休憩なしで出発だ。「ああ、明日は死ぬな」とすでに覚悟。インフォメーションセンターで「プロフェッショナルのダンサーの為の店はこの辺り」などと教えられ、いよいよ意味不明のプロ気分。そこで貰った微妙な情報を元に、噂に聞いていた「通りの全部がフラメンコショップでスカート選び放題」というエリアを捜す。 実際、ま、そう教えてくれた友人のアイリッシュの表現は、大げさではあったが、他の町に比べれば、まさにフラメンコショップだらけ。私達が最終的に入った店では、お直しも20分でやってくれる。 分不相応に70ユーロ(9000円位か)もするカスタネットまで買ってしまった。普段、クラシックなどをたしなみ、フラメンコは2番手3番手の趣味といわんばかりの態度であった同行の友人も、ふと気付くと笑顔で300ユーロ(36000円位か)もお会計で払っていた。 その後、有名なLos Gallosへ直行。ラッキーにも前から2列目。踊りは、さすが一流のダンサーのみがでるステージ、今回過去2回、ヘレスやカジスで見たような泥臭さというか荒さのない、まことに美しいステージでした。でも、手の動きがやわらかく美しすぎて、少々物足りなく感じたのは多少のぼせ上がっている私だけかも。 また、シンガーのおじさんが拍手をするタイミングの判らない客のために前に出てきてキューを出したり、リズムだけで乗っていくのではなく、歌い手が踊り子に歌いかけたりしてバランスよく盛り上げていく。やはり高いお金取るだけのことはあるなと妙に納得。 空腹の為生命の危険を感じ、明日の練習では倒れる事を覚悟で、ショーの後レストランで食事をして、アパートに着いたのは朝の3時。長い長い1日だった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004年08月08日 07時06分16秒
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