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クラスも今日を入れてあと2回だ。明日の夜にはロンドンに帰る為ここで丸1日過ごせるのは今日まで。すでに名残惜しい。
何だか見かけにかまう余裕も無くなって、日焼けとあいまって原始人のようになってきた。どうせ車で移動だし、メークもすぐ汗で落ちるし、髪も湿気ですぐ膨らむ。何だか何でもどうでもよくなってきた。 幽体離脱しそうな魂をミネラルウォーターでつなぎとめるなどと、またまたくだらない事を言い合いながら、昨日のセビリアでのショーを踏まえて、同行の友人と意味不明の「カジス派」を結成することを決定。カジスで観たガロチンがあまりにもかわいかったので、あんな風にガロチンダンサーズとして活動したいねなどと意味も無く話し合った。(もちろんできる訳がない) アレグリアスはなんとか形になってきた。どうやら明日に締めのブレリアの振りを追加して終了の気配。 ふと気付くと、3種類のエスコビ-ジャのステップは全て違うリズム(間)。改めてヴィッキーのうまさにしみじみ感動。ステップは何とかほぼ全部覚えたが、手が一緒に動かない。信じられないほど、手を動かすと足が止まる。修行が足りんというだけの事。 タンゴのクラスでは、ブラソの練習で手を下ろすとき、手の先がちょうどウエストの辺りに来たときに、私の手が伸びているのが違うといって怒られた。肘を軽く曲げて、肘から先を微妙な角度で置くことが異常に難しく感じる。先生いわく、「この手の位置さえ覚えておけば、どんな動きをするときでも間違えない」。そんなものなのか。その場で思わず先生に尊敬のまなざしを向けてしまう程、深い一言に聞こえた。 今回のタンゴのステップは簡単なのだが、コントラで刻んだり、オンタイムで刻んだりと、何日もたってから改めてその難しさを感じてきた。他のビギナーの生徒はどんどんうまくなっていく。ヌリア先生の相変わらずの指導力に脱帽だ。 昨日スカートメーカーのおばさんが来て、希望者のサイズを計っていたが、皆さんどうやら昨日は「お買い物」の日だったよう。新しい靴を履いて嬉しそうな生徒や、フィエスタ用のものすごいマーメード型の衣装で現れる生徒(おいおい)、スカートを振り回す練習ができると、ドレスメーカーから届いたばかりのスカートをはいてターンをする生徒など、何だか皆楽しそうだ。ちなみにオーダーメードのスカート1着、40ユーロ(5000円) 私達は昨日買ったスカートは、何だか恥ずかしくて持ってきてなかった。やはり私達日本人はいまいちシャイだ。 今日は皆それぞれのスカートをはいて、タンゴの腰振りの練習。おお、先生のあの腰。すばらしい。見事にアクセントがついている。私のは全然甘い。これも、後日自分で鏡で練習しよう。今日はとても無理。 今日は最後の夜なので、練習の後はビーチに行って、夜はアパートでワインで乾杯した。飲みながらも、練習曲のステップの話や今回観たパフォーマンスの話、それから先生の噂話など。。いい晩でござりました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004年08月04日 09時37分12秒
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